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編入予備校に行く「べき」か

編入予備校にいくべきですか。

この質問を無数に頂くので、回答を提示します。

構成としては

1. 試験対策の本質

2. 予備校の存在意義

3. 合格可能性の最大化とコストについて

の順で説明していきます。

1. 試験対策の本質

突然ですが、

あなたは試験対策は得意ですか。

この質問に対して、
私は胸を張ってYESと答えます。

あなたより地頭が良いと言っているわけではありません。

むしろ、自分の脳内のキャパ、暗記の速度は、
中の下くらいです。

しかし、試験対策は得意です。

理由は、試験対策の本質を理解しているから。

結論は単純です。

試験対策とは

「出題範囲を特定し、その範囲の中で一定割合以上の情報を暗記する作業」

だということ。

上記の作業を要素ごとに分解しましょう。

①出題範囲の特定力

過去問を分析し、規則性を発見すること。
類題を想定し、それに対応するための情報を特定することです。

欲を言えば、
範囲の中でも

A必須の情報と、
B覚えておけばベター、
C余裕があれば一応やってもよい

というように分類し、優先順位を確立することも含みます。

②特定した情報を暗記すること

あなたの暗記量と、試験当日にあなたが瞬殺できる問題数は比例するはず。単純な確率の話です。

試験対策の本質を踏まえた上で、以下のケースを分析します。

「勉強したのに、わからない問題しか出なかった」

この類の発言をしている人は
以下の3パターンです。

A2 出題範囲の特定はできているが、暗記割合が不十分

B1 膨大な暗記をしたが、出題範囲の特定が不十分

B2 出題範囲の特定も、暗記割合も不十分

無論、試験に合格する人は

A1 出題範囲を特定し、暗記割合も十分。

この人だけです。

過去問分析は、Aをとるために重要であり、
勉強時間は、1をとるために必要です。

以上を踏まえた上で、

2.予備校の存在意義について

こちらを説明します。

予備校は、合格率を上げるサービスの販売をしていますので、当然、過去問分析をしています。

つまり、出題範囲の特定ができているということ。

予備校が提供する情報は、

試験当日にあなたが高確率で遭遇する問題です。

つまり

出題範囲の特定を他者に任せ、暗記に専念することができる。

これが予備校の存在意義です。

以上から最後の論点を検討します。

3.合格可能性の最大化とコストについて

以前、Twitterで書き込みましたが、

「どーやら、予備校に通うか悩んでいる方は、予備校が合格率を上げることは理解しているが、それが100%でないことが不満な様子」

これは仕方ないことです。

その上で、

予備校の概念を

「合格率を上げるサービス」

と捉えることをオススメしました。

突き詰めて言えば、

「出題範囲を特定する」

作業を「高確率」で、成功してくれるサービス。
(予備校講師も人。絶対なんてありません。)

ここからは、人によりけりです。

出題範囲を特定する力に自信のない人にとって、
予備校のサービスは必要不可欠なはず。

逆に、
資料さえあれば自分でできると考えている人には、
高額過ぎるのでは。

予備校のコースは、
提供する情報量と受講料が比例していますので、

自分にどれだけ、サービスが必要かを判断し、
受講料を支払うことをオススメします。

盲目的に、
予備校に行けば合格、行かなければ不合格
とは考えず、

コースごとの情報量と費用を検討する

ことが後悔のない予備校利用方法です。

まとめます。

試験対策の本質とは、

「出題範囲を特定し、その範囲の中で一定割合以上の情報を暗記する作業」

であること

予備校の存在意義とは、

「出題範囲の特定を高確率で成功しており、その情報の提供によって、合成率を上げる」

こと。

後悔しない予備校利用方法は、

「自分の現状と可能性を踏まえ、コースごとの情報量と費用を検討」

して申し込むこと。

以上です。読んでいただき
ありがとうございました。

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言い換えると
「合格枠に入る割合まで、暗記を成功させること」

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