沖縄県知事の不可解な言動について

沖縄・慰霊の日 玉城知事が平和宣言 自衛隊増強に「強い不安」 交流による信頼関係を
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab0a205c2ab83f4a08fd58330b64f91c27ae1d68

> 沖縄県は23日、沖縄戦で命を落とした20万人余に心を寄せ、平和を誓う「慰霊の日」を迎えた。79年前の激戦地、糸満市摩文仁の平和祈念公園では、県と県議会が主催する沖縄全戦没者追悼式が開かれた。

> 玉城デニー知事は平和宣言の中で「自衛隊の急激な配備拡張が進み、県民は強い不安を抱いてる」と、国が沖縄で進める防衛力強化に言及。参列した岸田文雄首相らを前に「沖縄の現状は、無念の思いを残して犠牲になられた御霊を慰めることになっているのか」と問いかけた。

> 玉城知事は平和宣言で「抑止力の強化が地域の緊張を高めている」とした上で、平和を願う「沖縄のこころ」を国内外に発信することが世界の恒久平和につながると指摘。しまくとぅばと英語を交え、交流による信頼関係の構築を訴えた。


台湾包囲演習に沖縄・玉城知事「中国の安全を確保する観点で行われている」
https://www.sankei.com/article/20240524-GS5MRRVNQVLRTCDP65M3LKN4XE/

> 沖縄県の玉城デニー知事は24日の定例記者会見で、中国軍が台湾を取り囲む形で大規模演習を行っていることについて、「演習は中国の安全を確保する観点で行われている。中国内の判断と思う」と述べた。


自衛隊の配備は中国の行動を受けたものである。それにも関わらず、沖縄県の玉城デニー知事は、中国軍が台湾を取り囲む形で大規模演習を行っていることについては「中国の安全を確保する観点」と理解を示す一方、自衛隊の配備については強い不安を示す。

そもそも、中国が行動しなければ抑止力である自衛隊の配備も不要である。なのに、玉城デニー知事は原因である中国は批判せず、対応する日本側に否定的な反応をする。

沖縄の知事支持派もそろそろ自分の頭で考えるべきだ。このような知事の反応が異常だと思わないのだろうか。

先日の沖縄県知事選は、知事支持派の敗北であった。冷静に考えれば、国政では与党である自民党は裏金問題で揺れており、言わば知事支持派は勝って当然のハンデ戦で敗北しているのであって、この負けはハンデをもらっているのに負けたということになる。

全ての記事を追いかけているわけではないが、沖縄の左翼マスコミは知事支持ありきであまり否定的な記事は書いていないのではないか。

朝日新聞には、このような記事がある

「辺野古反対」玉城知事派が県議選大敗 冷淡な政権にあきらめの空気
https://www.asahi.com/articles/ASS6J55PPS6JTPOB003M.html


冷淡な政権にあきらめの空気があったとしても、裏金問題などで弱る自民党に対し、通常ならば知事派が攻めて差を広げるチャンスでもあったわけなので、有権者のあきらめの空気が知事派の大敗を生んだのではないと思う。

付け加えるならば、このように知事支持派が大敗したのであれば、よく左翼マスコミは、「知事は辞任して民意を問え」と言う。今回、沖縄の左翼マスコミはそのような主張をしたのだろうか? マスコミのくせに最初から結論ありきなので、おそらくそんな主張はしていないはずだ。沖縄の左翼マスコミは情報の伝達というマスコミの本来の目的を忘れ、自説を広めることばかりしている。

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