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お客様インタビュー vol.2 一般社団法人桐生ドローン利活用協議会 塩崎理事長
塩崎理事長がドローンスクールの運営を開始されたのはどれくらい前になるのでしょうか
2015年にこの一般社団法人を設立し、同時に開校したので9年目に入ります。
今あるほかのスクール様に比べてもかなり早くから発足されていますよね
そうですね。発足当時はまだドローンスクールの運営自体、今の国家資格のように体系立ったカリキュラムがあるわけでもなかったため、手探りしながら一からカリキュラムを作っていきました。
私はもともと20年以上前にインターネット協議会を立ち上げたこともあり、テクノロジーの黎明期に適切な普及を推進する、というところに意義を見出してきたのかもしれません。
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そんな中で、「利活用協議会」という名称に込められた思いはどんなところにあるのでしょうか
ドローンは今、手軽に入手することができ、誰かにレクチャーを受けることなく飛ばすことが「技術的には」できるようになってきていますよね。
その副作用として、しっかりと学習した立場からすれば考えられないような、初歩的な違法行為がたびたび見られてきたわけです。
せっかく未来ある技術であるにもかかわらず、普及がいびつな形で成されてしまうと発展に大きな足かせとなってしまうわけで、ここに強い問題意識を持っています。
ですから、利活用協議会を一つのディスカッションする場として運営することで、テクノロジーの過渡期にありがちな軋轢が生まれにくい普及を目指したいと考え、こうした名称としました。
具体的にはどんな取り組みをされているのでしょうか
今は桐生市とみどり市の警察、消防、危機管理課、観光課、商工会議所などといった、地域内においてドローンに接点を持ちうる関係各者で構成される委員会を発足させ、組織的な運用をマニュアル化することを進めております。
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そんな中で、国家資格の意義についてどのようにお感じになっていらっしゃいますか
今は機能性の面よりも対外的な信用性に意義がある状況ですが、今後の法整備によって実態が伴うようになることを期待しております。
もちろん、そうした将来を見据えて今のうちに取得することは理に適っていると思いますし、そうした方へ選んでいただけるスクールでありたいと感じています。
また、国家資格の保有者と未経験者の間にある溝を埋めるべく、より初歩的な留意点に絞ったクラスもあっていいように思います。
実際、弊社でもそのような活動を定期的に行っておりまして、必ず罰則表の説明から始めるようにしているんです。
手近なところで言えば、飛行前の点検を怠ると10万円の罰金刑となります、というようなものですね。
その点、SkywardLearningのサービスはいかがでしょうか
固定費のかからない、リーズナブルな価格帯はもちろんのことながら、授業のクオリティにも大変満足しております。
私も含め、講師陣全員がほかの業務と兼ねて講師業を行っているため、なかなか丸2日間をかけて学科講習を行うことが、運営の上で現実的ではないと思っていました。SkywardLearningを採用したことで、学科講習にまつわるオペレーションがほとんど手離れすることができているため、「利活用協議会」として注力すべきことにベットできているように思います。
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最後に、今後の抱負についてぜひお聞かせください
これまでドローンに携わるようになって10年近くが経ちますが、いよいよ産業の現場で使われるケースが増えてきており、まだまだ楽しみな分野であるとわくわくする気持ちが大きいです。
そんな中で、自分たちが目指す姿からすれば、今はようやく3合目あたりに来たというところでしょうか。
まずは自分たちが拠点とする地域の中で、行政にも地域にも正しい知識の啓蒙活動が最優先であると考えているため、これを引き続き取り組んでいきたいと考えています。
ありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました。
塩崎理事長の運営するスクールはこちら
http://watarase-drone.jp
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