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『ラブライブ!サンシャイン!!』感想・考察

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『ラブライブ!サンシャイン!! S2』前半評①

■前置き
・アニメ開始されたら懲りずにまたやろうって思ってたけど、すっかり書くの忘れていたわwwwww
・今の所、そこはかとなく「上げて落とす」雰囲気を画面から感じていて、どういうドラマになるのか楽しみ
・1期の時も「酒井監督ガー」「花田氏ガー」って批判があって、「オイオイヨ」と辟易していたが、3話で個人批判がまた吹き荒れていた。当然、オイオイヨとなったね
・この個人批判についてはいつか真面目に述

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――お前らそれで0を1にした気でおるんか?「みんなの夢」を叶えたつもりか!? 『ラブライブ!サンシャイン!!』第十三話感想

表記例:『ラブライブ!』二期九話→LL_S2-9、『ラブライブ!サンシャイン!!』一期十二話→LLS_S1-12

◆小ネタ・小言・ヨハネ氏がルビ丸に抱き着いたシーンって、一見すると感動的なものなんだけど、特段この三人の真面目な絡みが描かれていないので「そっかー」感、いわゆるとってつけた感が出てくる。幼馴染、リトルデーモン四号と面白い素材は転がってたハズなのに、ロクに料理されずに終わった
・逆に、

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――二つの0を1に 『ラブライブ!サンシャイン!!』第十二話感想

◆小ネタ・ヨハネ氏の前回のラブライブの「だいたい合ってる」感すげーわ
・トランクスルーならぬ、ダイヤスルー
・果南さんセクシーダイナマイッすぎる件。電車内でのマリーの揉み方はセンスありすぎだろwwwwww
・もはや一大ジャンルだな、「壁ドン」「壁クイ」

◆もう一つの“0” 予備予選突破に沸く八人だが、その後すぐに残された難題が降ってかかる。それは、ご存じ廃校問題。説明会予約者がなんと0人。コイツ

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――“手のかからない良い子”は不遇である 『ラブライブ!サンシャイン!!』第十一話感想

 俺は独善的かつ偏屈な人間なんでね、好き勝手言わせてもらうぜ。だって、どう描くか楽しみにしていたのに、大して面白くなかったんだもん。ていうかね、正直に言ってあれはやっちゃいけないでしょうよ。こんな話では盛り上がるわけがないぜ。

◆小ネタと小言・ダイヤさまがはしゃいでてカワイイ件。「Aqours」メンバーの中でも、一、二にを争うほど抑圧されていたであろうダイヤさまがああなるのは当然なんだな
・拙僧

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――海の音 『ラブライブ!サンシャイン!!』第十話感想

 夏の合宿回! 日常回を匂わせつつ、物語を展開させるのが『ラブライブ』シリーズの手法であるが、今回は改めてと言うか、やはりと言うか梨子の進退問題が取り沙汰された。

◆小ネタ・ちょっと待て「海の家の手伝い」ってレベルじゃねーぞ!! 「海の家の経営」じゃねぇか!!!!!!!
・シャイ煮、堕天使の涙……俺は食べんぞーッッ!!カカロットーッッ!!!
・ノリノリのダイヤさん最高にくぁいいです! イエスユア

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――親の心子知らず、子の心親知らず 『ラブライブ!サンシャイン!!』第九話感想

 前回の記事で「連続更新する」言ってたのにやってなかった件。仕事じゃなくて趣味でやってるんだから、更新するする詐欺かましたっていいじゃない!
 閑話休題、ようやく九人揃った「Aqours」。本稿では、すれ違ってばかりいたあの三人について考察していきたいと思う。

◆小ネタ・ヨハネ氏必殺技持ちとかワロタwwwwwワイにかけてくれてもええんやで()
・ルビィとダイヤの姉妹演出をすごい盛ってきたな。ヨハ

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――「輝きたい!」と言えるために 『ラブライブ!サンシャイン!!』第八話感想

 今回はなんと豪華二本立て!! 八話と九話のレビューを連続アップしちゃうぞ!!!!(ええ、前回のサボりのツケですよ……)
 それでは小ネタ抜きでいきます。

◆お前ら何がやりたいの? 「Saint Snow」を始めとした周りのスクールアイドルたちのレベルの高さに面を食らっていたところに、イベントの順位結果を知ってしまった「Aqours」。それに追い打ちをかけるかのような、鹿角姉妹からの叱責はキッツ

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――世界中が果南を待っている 『ラブライブ!サンシャイン!!』第七話感想

◆小言・後半戦のステージが幕を開けた『サンシャイン!!』。六話で製作されたPVの高評価により、東京のイベントへ参加することに。新たな始まりを感じさせる展開。東京スクールアイドルワールド事務局とか怪しい団体名だなあ笑。あやしい笑。

・未だに「μ's」のグッズが売られているとかはんぱねーな。『ラブライブ!』の頃から思ってたけど、「μ's」はロイヤリティーをブン取ってもいいだろ笑。スクールアイドル事務

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――“内浦”のスクールアイドル 『ラブライブ!サンシャイン!!』第六話感想

 今回はレビューを書く意味があるのかと思った。なぜなら一話としての完成度もさることながら、前半戦のクライマックスとして見ても文句のつけようがない出来だと感じたからだ。今回の六話は、アタマでの理解を超え、直感で理解する、感覚を揺さぶるものだったのではないかなと。
 それではこの秀逸な六話を、千歌たちの目線で振り返っていきたい。

◆気づかなくてはならないこと 今回の話は、廃校阻止のために内浦の魅力を

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――「好き」でいられる居場所 『ラブライブ!サンシャイン!!』第五話感想

 私事だけど放送日当日、沼津・内浦観光をしていたので、見ることができた場所が映るとちょっとうれしかったなあ。遂にヴェ―ルを脱いだヨハネ氏だが、最後の爆弾のせいでヨハネ氏のお話が飛んでしまったぜ。
 一部では「千歌の普通コンプレックスが爆発するフラグが立ってる」とか言われてるようですけど、俺はそうは思わない。この子は物事を真っ直ぐに受け止めてるだけだよ。その上で輝こうとしている。そういう大地に根差し

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――自分らしさと変わること 『ラブライブ!サンシャイン!!』第四話感想

 『ラブライブ!』S1-4「まきりんぱな」をオーバーラップしたように感じられる今回。ディテールを見ていくと対照的に描かれていることがよく分かるだろう。そして、この四話は、『ラブライブ!』S2-5「新しいわたし」と前述の「まきりんぱな」を見事に掛け合わせたエピソードなのである。今のところ二話と四話の出来がずば抜けているなあ。 んー四話の方がよくできてるかも。

◆小ネタ・ヨハネ氏、不登校期間が2カ月

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――ダイスキの守り人 『ラブライブ!サンシャイン!!』第三話感想

 やはり予想通り、三人の初ライブを描いた第三話。ここをどう作るかが前半戦一番の見所であり、本稿ではそこについて筆を進めたい。

 本論へ入る前に以下小ネタ。
・善子来ちゃったよォォ~~!この子ようやく学校に来たよォォォォ!!登校日じゃないから非公式記録だけどな!!(キリッ)それはそれとして、「Aqours」の山あり谷ありなライブは彼女の中に何かを残した様子。果たして彼女の物語はどう展開されるのか。

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――出会いの意味とキボウノユクエ 『ラブライブ!サンシャイン!!』第二話感想

 端的に言って二話はけっこう面白かった。一話で無理矢理キャラ紹介などを詰め込んだおかげか。
 最初「青空 Jumping Heart」を聴いた時「いまいちだなあ」と思ったけど、なんか「まあいいんじゃねえの?」って変化した。CD出てからですかねぇ。映像的なことをいうと、ダンスのフォーメーションやカメラワークが合わさって余計に平面的に見える。奥行きを感じないPVだなあと。「恋になりたいAQUARIUM

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――海に眠る原石は太陽のように輝けるか?『ラブライブ!サンシャイン‼』第一話感想

(表記について。『ラブライブ!』一期第一話→『ラブライブ!』S1-1)

 企画立ち上げからはや一年、鳴り物入りでアニメ化された『ラブライブ!サンシャイン‼』。どんな始まりか期待していたが、少々期待しすぎていたようだ。

 第一話をまとめると、主人公 高海千歌がスクールアイドル部設立を目指す中で、桜内梨子と運命の出逢いを果たしたところまでを描いていた。みも蓋もなく言えば、千歌と梨子の出逢いと、千歌

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