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【回顧録】ようこそ、WEST沼へ

ジャニーズWESTの沼に完全に足を突っ込むきっかけとなったのが、2019年10月末にNHKで生放送された「わが心の大阪メロディー」でした。
「Big shot!!」が聴きたい、という動機で見たこの番組で、ジャニーズWESTというグループの良さをまじまじと見せつけられました。

★★トピックス★★

1.ジャニーズWESTの盛り上げ力

2.生歌・生演奏の「Big shot!!」

3.シングル「Big shot!!」通常盤

★★★★★★★


1.ジャニーズWESTの盛り上げ力

「Big shot!!」が聴きたい一心で出演情報を調べて見た番組のうちの1つが「わが心の大阪メロディー」でした。

前のエントリーにも書きましたが、ジャニーズWESTの場を盛り上げる力は以前から素晴らしいと思っていました。特に「ええじゃないか」は彼らのその魅力が存分に発揮される曲。ジャニーズWESTの場合は、楽曲の力もそうだけれど、それを毎回必ず明るく楽しくパフォーマンスできる彼ら自身も魅力。だから、沼落ち前から彼らが「ええじゃないか」をパフォーマンスすると聞けば、私は大抵チェックするようにしていたほどでした。
「わが心の大阪メロディー」での「ええじゃないか」も素晴らしかったです。この番組は「NHK大阪版紅白歌合戦」と言われるほどで、観覧の客層もジャニーズファンより年配の方が多いイメージ。いわばWESTにはアウェー戦。そんな中で、客席を巻き込んで一気に明るいテンションに持っていきました。この楽曲の良さをWESTメンバーの魅力をもって、またしても見せつけてくれました。

更に、「大阪版紅白歌合戦」らしく、本家の「紅白歌合戦」のような、女性演歌歌手の方を盛り上げる役目もWESTは仰せつかっていました。大きな団扇などを持って「そーれぇい!」と掛け声をかけるお祭り男衆は、WESTにピッタリすぎる役目でした。
そしていよいよ、お目当ての「Big shot!!」へ。

2.生歌・生演奏の「Big shot!!」

チアリーディングとのコラボは事前に聞いていたし、ジャニーズWESTが生歌でパフォーマンスするのも前々からなので知っていました。けれど、まさか「生演奏」だとは思っていませんでした。ただでさえ生歌で披露するのが難しそうな合間にラップを挟む曲を、踊りながら生演奏に合わせて生歌で披露する。パフォーマンスの条件としては大変なものです。
しかしそれを、ジャニーズWESTは圧倒的な熱量でやり遂げました。流星くんのマイクが他のメンバーに比べて音が入りにくかったけど、それでもちゃんとラップの声が聴こえてきました。ハモリもちゃんと生でやっていたし、音程も大きくブレず。そして、センターのしげはサビでの盛り上げ役もしていました。
バックのチアリーディングも素晴らしかったのですが、大変なパフォーマンスを終えた後に、メンバーたちは、すぐチアの高校生の方を向いたり、チアと同じポーズをしたりしていました。そして、背の高いメンバーたちがしゃがんで、チアの子たちがお客さんに見えるようにもしていました。大変なパフォーマンスを終えた後に出たチアリーディングの子たちを讃えるこの行動も、印象的でした。

この「Big shot!!」の熱量溢れるパフォーマンスが脳裏に焼き付いて離れませんでした。思わずNHKに彼らを讃えるメールを送りました。Twitterにも素晴らしかったと感想を書きました。録画も何度も見返しました。
でもそれでも気持ちが収まりませんでした。私はレンタルショップに行って「Big shot!!」のシングルを借りることにしました。


3.シングル「Big shot!!」通常盤

レンタルショップで「Big shot!!」通常盤を借りました。ちょうど借りた直後に車で片道1時間半ほどかけて行く用事があり、その往復の車の中で飽きることなくずーっとこの通常盤を聴いていました。

まず「Big shot!!」は、インストも含めてこれでもかというくらいずーっとリピートしました。何回聴いてもカッコイイ曲。お陰で、この車の往復でほぼラップパートが歌えるようになったほどです。

そして、他の収録曲にも興味を持って聴きました。
「虹の旅」では、7人の歌の上手さに驚きました。それぞれ歌声に特徴・癖はあるけど、音はちゃんと取れてるし、曲のメッセージも伝わってきました。WESTのバラードの良さをひしひしと感じました。

その後の収録曲、「WESTォォォォ!!!~愛のセッション~」


笑………。


タイトルから何となくネタ曲っぽい雰囲気は感じてましたが、カッコイイ曲→ジーンとくるバラードときて、冒頭「あー、じゅんじゅじゅーん♪」から始まった時には、その振り幅のデカさにもう笑うしかありませんでした……(笑)
でも、この自己紹介ネタ曲のお陰で少しずつ「この声はこのメンバー」というのが分かるようになってきました。(ただ、WESTさんたちは楽曲によって歌い方をガラッと変えてくるので、未だに分からない時があります。)

通常盤を聴いてみて、凄くWESTさんの入門編として考えて作られたシングルだなと思いました。「Big shot!!」でカッコイイ楽曲が歌える&ラップもできるところをアピールし、「虹の旅」で7人の歌声をじっくり聴かせて総じて「歌えるグループ」であることを示す。でも最後に「関西のおちゃらけた元気な兄ちゃんたち」のイメージは捨てずに、そのイメージのままメンバー紹介。
このシングルの戦略にまんまとハマったのが私でした。彼らの音楽面での振り幅の大きさが気になった私は、ここから毎週のようにレンタルショップに通い、全アルバムをレンタルすることになるのです……。

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