2022.3.1 愛と幻想の

20の僕。 

レストランのバイトが夕方からだったから、その前に駅の近くの喫茶店で中華のタバコを吸いながら読みかけの『愛と幻想のファシズム』を読んだ。
中華のタバコはケースがかっこいい。

ゼロが映画を撮ると言ったシーンで出てきたケネス・アンガーとジョナス・メカスが気になった。YouTubeで調べると、ケネス・アンガーの作品がたくさん出てきたので、気軽に見れる3本を見てみた。

『花火』と『プースモーメント』と『Kustom Kar Kommandos』を観た。
股間に花火を差し射精のように爆発させる主人公、お気に入りのドレスを着て犬の散歩に行く婦人、愛撫するように愛車を磨く青年、どれも撮り方が格好良かった。そして性別を超えた美しさ、同性愛的とも言える美しさを孕んでいた。

ちなみにエヴァンゲリオンに出てくる鈴原トウジと相田ケンスケは、そのまんま『愛と幻想のファシズム』に出てくるのだが、調べてみると庵野秀明は本作のファンらしい。
そのことをエヴァ好きのバイトの友達に話すと、隣ですぐさまメルカリで上下巻セット千円で購入した。
お金持ちは違うなあ。

おやすみ。

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