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2022.3.5 キャラメル弾戦

20歳の僕。 バイトの他店ヘルプがあった今日は早起きした。 そのおかげで今かなり眠いので、少しだけ書くことにする。 他店ヘルプの時のバイトの帰りは、最寄駅から20分ほど歩いて帰るのだが、テンションを上げたかったのでCaramella Girlsの「Caramelladansen」を聴いて帰った。 思えばこの曲との出会いは一昨年のコロナのロックダウン中に、インスタのある人の投稿にワンフレーズだけ載っていたのを見た時からだ。 僕はずっと気になっていたのだが、5秒ほどしかなかっ

    • 2022.3.4 ぼくらの

      20歳の僕。 昨日は疲れてしまったので、noteをサボった。 はじめてテレアポのバイトをして6000円もらって、家に帰ってエミール・クストリッツァ監督の『黒猫・白猫』をみたのが昨日。 今日は彼女と久々に会った。 久々といっても、僕らは週一回は会うので、そのレベルでの久々。 高校生から付き合っている彼女とは、家も自転車で会える距離なので、周辺の遊び場は全て熟知しており、またそれらに飽きてしまっていた。 新しい遊びを思いつけばいいがそうではない日は大抵近くの蔦屋書店に行って

      • 2022.3.2 アンダーグラウンド!

        20歳の僕。 バイトが削られて暇だった今日は、ずっと観たかった映画、エミールクストリッツァ監督の『アンダーグラウンド』を観た。 僕は観る映画を選ぶ時、filmarksでセンスのいい人の評価の高い映画を観るという悪い癖、いいとこ取りのような映画好きにはあるまじき選び方をよくするのだが、本作は中でも群を抜いて人気であった。 本作は第二次大戦中のユーゴスラヴィアを舞台とする作品なのだが、僕は初っ端から衝撃を受けた。 冒頭の動物園が爆撃され逃げ出す動物たち、隣の家が破壊されなが

        • 2022.3.1 愛と幻想の

          20の僕。  レストランのバイトが夕方からだったから、その前に駅の近くの喫茶店で中華のタバコを吸いながら読みかけの『愛と幻想のファシズム』を読んだ。 中華のタバコはケースがかっこいい。 ゼロが映画を撮ると言ったシーンで出てきたケネス・アンガーとジョナス・メカスが気になった。YouTubeで調べると、ケネス・アンガーの作品がたくさん出てきたので、気軽に見れる3本を見てみた。 『花火』と『プースモーメント』と『Kustom Kar Kommandos』を観た。 股間に花火を

        2022.3.5 キャラメル弾戦

          中学部活サボタージュ記

          僕は中学校の頃、陸上部に入っていた。 僕は走ることが好きなわけでもなかったし、先生も先輩も嫌いだったのでサボることばっかり考えていた。体育準備室の中で走り高跳びの分厚いマットに二階から飛び降りたり、野球部のボールを屋上にあるプールに投げ入れたり、貯水タンクの上に乗ったり、とりあえずサボるのがかっこいいと思っていたのだ。 ある日、先輩だけが出る地区予選競技会があり、僕と友達のカイは何とかサボる方法を模索していた。 集合より10分早く落ちあって、無断欠席をする魂胆だったのが運悪

          中学部活サボタージュ記

          雪が降る街

          今日都心では初雪が降った。 昼1時に起きて横になったままベッド脇のカーテンを開けると、見慣れた庭が真っ白になっていて、そのまままた寝てしまった。 雪の日、人々は動きが一つ一つ丁寧になると、僕は思う。 電車に乗って地元では栄えている駅の古びたビルの喫茶店へ行く。駅から喫茶店への道は人が多く、髪に降る白い雪も気にせず歩いている。ビルの電灯はひっきりなしにちかちかとオレンジ色に点滅していて、このビルの最後の使命を全うしているようである。 案内されて僕は電車の見える窓際の端の1人席に

          雪が降る街