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パリオリンピック注目種目⑤

①男子バレーボール

男子の見どころはその身体能力から生まれる高さ、速さ、パワーです。強烈なジャンプサーブは、「時速120km」を記録します。低いトスを速く上げて素早くスパイクを打つ速攻(クイック攻撃)は、目が追いつかないほどの速さです。また、2mを超える長身の選手がスパイクを打つ高さは、「3.5m」にも達しその打点から渾身の力でボールを相手コートに叩きつける迫力は圧巻です。(ちなみに、バスケットボールのゴールの高さが305cm(公式)なのため、プロバレーボール選手は垂直飛びでダンクシュート可能

②女子バレーボール

女子は、男子に比べてラリーが続きやすく、1回のプレーが長いのが特徴です。コートに落ちるぎりぎりのボールを拾う、手に汗にぎるプレーの連続から目が離せません。また、粘り強いバレーを支えるリベロにも注目しましょう。守備を専門とするリベロは、どの後衛の選手とも交代することができます。レシーブのスペシャリストとして、1人だけ異なる色のユニフォームを着用するので判別しやすくなっています。

③オリンピックにおける日本の歴史

バレーボールがオリンピックの正式競技となったのは東京1964大会。この大会で女子が金メダルを獲得しました。優勝した日本女子チームは「東洋の魔女」と呼ばれその強さが広く世界に知れ渡りました。その後女子はモントリオール1976大会で2個目、男子もミュンヘン1972大会で初となる金メダルを獲得するなど、バレーボールは「日本のお家芸」と呼ばれる競技となりました。1990年代頃からしばらくメダルに届かない状態が続きましたが、ロンドン2012大会で女子が28年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得しました。



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