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「岡田メソッド」の~共通原則~を勉強中



サッカーを見る機会が増えたが、一つ一つのプレーが何をしているのか、iいまだに、まったくわからない。

本屋にあった岡田メソッドの本を読みながら勉強していきたい。
子供でも、わかる言葉に翻訳しながらまとめたい。


◯サッカーの目的

一番の目的は、勝つこと。
つまり「相手より1点でも多くとり、勝つこと」

◯サッカーの4つの局面

サッカーは、
・1つのグランドで、選手が色々なところを動き回る
・攻撃と守備が、常に入れ替わる。

大きく分けると、4つの局面に分けられる。
※局面とは、試合がどういう状況かという意味

1:攻撃の局面
 自分のチームがボールを持っているとき

2:攻撃から守備への局面
 相手にボールをうばわれたとき

3:守備の局面
 相手のチームがボールを持っているとき

4:守備から攻撃の局面
 相手チームからボールをうばったとき

それぞれの局面で、プレーの目的がある。

1:攻撃の局面のプレーの目的

1)点を取る
2)ボールを前に進め、シュートチャンスを作る
3)攻撃するチャンスを失わないように、ボールをキープする

一番の目的は、点を取ること。

点を取るためには、相手のゴールに近づかないとシュートが打てない。
だから、ボールを前に進め、相手のゴールに近づかないといけない。

点を取ることや、ボールを前に進めることばかり考えて、ボールを相手に取られると攻撃のチャンスを失ってしまう。

試合の中で、相手の状況や、自分の位置、仲間の状況を見て、自分がするプレーを決めていく。

点を取ることだけ考えて相手にボールを簡単に取られたり、意味もなくボールをキープするようなプレーはしない。

2:攻撃から守備への局面

1)相手から素早くボールをうばいかえす
2)相手の攻撃を遅らせ、自分のチームの守備の形を整える

一番のねらいは、相手から素早くボールをうばいかえすこと。

素早くうばいかえせれば、
・攻撃の時間が長くなる
・相手の守備の形がくずれているので、点を取りやすくなる。

同時に、相手の攻撃を遅らせて、自分のチームの守備の形を整えること。

やることは、
・相手が縦に進めないようにする。
・ボールに関係ないプレーヤーは、すぐに守備の位置に戻る。

3:守備の局面

1)相手チームからボールをうばう
2)相手チームに、攻撃を自由にさせない。
3)ゴールを守る

自分たちが試合をコントロールしているか、相手が試合をコントロールしているかで優先順位が異なる。

自分たちが試合をコントロールできている時は、「ボールをうばう」ことを目的にプレーをする。

相手が試合をコントロールしている場合は、むやみにボールをうばいにいきかわされると失点する可能性が高まる。そのため、「ゴールを守る」という目的を最優先にする。

4:守備から攻撃への局面

1)相手の守備の形が整わないうちに攻める
2)うばったボールをうばい返されずに、自分たちの攻撃の形を整える

ボールをうばったときは、相手の守備の形が整っていないので、点を取ると大きなチャンスになる。素早く攻めることが、一番の狙い。

ただし、ボールをうばいにいくときに、プレスをかけて、相手も、仲間も集まっている。そのため、すぐうばいかえされる可能性が高くなる。状況によっては、あわてずに、攻撃の形を整えることも考える。

〇ピッチの捉え方


ピッチを横に分割した3ゾーン、縦に分割した5レーンで考える。

<3ゾーン>

アタッキングサードでは、リスクを取って点を取ることに挑戦する。
 攻撃の時は、突破(とっぱ)に挑戦し、ゴールをねらう。
 守備の時は、積極的にボールをうばいにいく。

ミドルサードでは、ボールを維持する事と挑戦する事のバランスを取りながらプレーする。

ディフェンディングサードでは、安全なプレーを行う。
 攻撃の時は、ボールを維持しながら、早くボールを運び出す。
 守備の時は、無理にボールをうばいに行かず、一番にゴールを守る。

<5レーン>

ピッチを縦に5分割する。
レーンを意識することで、攻撃や守備をする方向が決めやすく、ポジションを取るときの目安になる



・攻撃のときのルール

同じレーンに、複数のプレーヤーがポジショニングするはダメ!
攻撃するときは、相手が守っていないレーンから攻める。
もしくは、相手が守っていないレーンをつくりだす。

・守備の時のルール

相手の攻撃を1つのレーンにおいこむ
センターレーンへのパスを消す。サイドレーンへ相手をおいこむ。

〇攻撃と守備の4つの段階

< 攻撃の4段階 >


①キャスティング

安定してボールを持ち、自分のゴール付近から、相手エリアまでボールを運ぶ段階。キャスティングが上手くいくと、試合をコントロールして攻撃ができる。

②ウェービング

人とボールが動いて、相手の守備の形をくずし、ゴールに向かって進むコースを作る段階。
波のように、押しては引いてを繰り返しながら、相手の守備の形を乱(みだ)すイメージで命名。

③ガス

相手の守備の形をくずして、突破し、ゴールへ向かう段階。
自動車が一気にガスを燃やし、スピードアップするイメージで命名。

④フィニッシュ

ゴールを決める段階。
シュートの1つ前のパス、シュートの前の1つ前の動きを含めて、フィニッシュの段階。

< 守備の4段階 >

①ハント
ボールを失った瞬間に、素早くボールをうばいかえそうとし、相手の攻撃を遅らせる段階

②レディ
ハント(①)でボールをうばいかえせなかったときに、元々の守備の位置に戻り、守備の形を整え、狙ってボールをうばいにいく準備をする段階

③スイッチ
相手の動きの自由をうばい、あらかじめ決めていた味方のプレーヤーが、相手のボールを持っているプレーヤーにプレスをすると同時に、チーム全体でボールをうばいにいく段階。

④ドック
プレスがかわされたときに、ゴール前にしっかりとした守備の形をつくり、ゴールを守り、相手をおしもどす段階。







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