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海上自衛隊横須賀基地上空でのドローン撮影疑惑に防衛省が調査開始

防衛省は、
法律で禁止されている海上自衛隊横須賀基地の上空でドローンを使用した
護衛艦「いずも」の撮影が行われた疑惑について調査を進めています。
この問題は、
3月下旬にSNSに投稿された約20秒間の動画が原因で発覚しました。
動画には、中国の動画共有サイトの文字が含まれており、
ドローンが甲板の後方から前方に向かって飛行しながら撮影したとされています。


自衛隊基地でのドローン飛行は法律で禁止

自衛隊基地やその他の重要施設では、
セキュリティ上の理由からドローンの無許可飛行が厳しく禁じられています。
防衛省は、
この動画が実際にドローンから撮影されたものなのか、
あるいは加工や偽造されたものなのかを含め、
投稿された詳細を精査しています。


海上自衛隊が警備体制の強化を表明

海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は、
記者会見で
「現在、動画が本物かどうかを確認している段階だ。
真偽にかかわらず、
海上自衛隊として基地の警備に万全を期したい」と述べ、
基地のセキュリティ強化への決意を明らかにしました。


この事件は、
国家安全保障に関わる重要な問題を提起しており、
防衛省は迅速かつ徹底した調査を行うことで、
国民の安全と信頼を守ることを目指しています。


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