Intermission(ほんじつはおやすみ)~このころは~

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日当たりのいい場所からはやや遅れて今が満開の栗の木、西陽を見送って

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ちがやも、これは今咲いているところ…ごくふわふわに

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陽が落ちたあたりのびわの色…

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かすかに反薄明光線

🌼このノートを書くにあたり、以下のような資料を参考にしています🌼

🌸Internet Archives:私が『Creative Unitとわたし』を書き始めたころは、たぶん一部(と言っても多数でしょうが)アメリカの大学図書館のネットワークとして一般にも公開されていて、特に著作権が切れた書籍、音声資料、映像などの閲覧と貸し出しを行えるサイトだったのですが、いまやネットワークは海外にも広がっているようです。誰でも無料で利用でき、登録すれば貸し出しもうけられます。あ、”Creative Unity”の原文は、ここからダウンロードしたマクミラン社発行(1922年)の原著から引用しています。

🌸ALC社 ‘『英辞郎 書籍版』もうバージョンが変わっているかもしれない…。インストールするとデスクトップに常駐してくれる英日双方向の辞書で、実際に使われた文章からの例文(特に報道や記事で)が豊富という印象。とても参考になります。一文を最初に読んでわからーん、とか叫んでいるときにはその文字を「コピー」するとポップアップで意味が返る。マウスオーバーになったらなおいいだろうなあ…と思います。

🌸Weblio辞書 最近は特に日本語の辞書として意味や類語、反語などを調べることが多いけれど、たまに英語の難所で日英辞書を訪ねると、基本的な動詞や前置詞などの解説がとても分かりやすくなっていて改めて読みはまったりします。こちらも例文がとても豊富ですが、特に特許関連のテクニカルな文章、法律の文面などが強い印象。また古典の文章の非常にこなれた訳がよめるので、臨場感をもって言葉の意味を理解する役に立つなあと思っています。

🌸LEXIOO.com 以前はOUPのホームページに付属の機能で、無料でOEDの簡易版を利用できる英英辞書サービスだったのですが、それがdictionary.com (メガネのマークの、あれはアメリカ英語のサービスだと思っていたけれど、同じく無料の英英辞書)と共同でこの形を新しく作られたそうです。なんといっても(毎回書いているけれど)語源情報が読めるのが面白い。また日英の辞書でラベルの交換のようにことばを等号で結ぶだけでは足りないなと思う時に、ここを訪ねて、改めてその英語の意味を読み直しています。おお、今日改めて訪問してみたら、Dictionary.comも健在、やっぱりアメリカが本拠で、だけどメガネのマークの頃は利用者とのコラボの感じもあって手作り感満載でした、懐かしいなあ…

以上は一部を除いてインターネット上で無料で公開されているサービスです。これらを抜きにしてはこのノートは書けていません。

🌳🌲🌳いつもどうもありがとうございます🌳🌲🌳

トコロデ、今回は読み始める前につけるタイトルをすっかり読み間違えてしまって、マガジンのタイトルだけが浮いているけれど、それもやっぱり意味のあることなので、そのままにしておきます。で、今の時点で私訳中誤解を招きそうで気になる点が二つあるので補足しておくと、一つ目は、民族と国民のこと。同じ一人の人が民族の一員でもありうるし国民の一員でもありうる、という解釈で、特に当時はその潮目で人々の心が揺れていたのではないかと。一つの地域に住む人たちが民族派と国民派に分かれる、ということではないと思います。ワタシ自身は民族にも国民にもできるだけ属さないでおこうと思っていて、その上で、属するものには自然と属してるんじゃないかな…とも思います。もう一つは『職業人間』という言葉ですが、これは職業を持っている・ーに従事している人、という意味の『職業人』と異なる概念を持たせるためにこういう言葉にしました。『職業人間』という訳は、人間として生きることを職業のようにこなしてしまう状態の人間、というような意味で置いています。

原文はシステム批判の様で、でもシステムは心根次第で良くなる…とも読め、そこに並列で、人間の中に邪悪があるのだと認める、と書かれている。だからこそ著者の結論には矛盾がありませんが、それこそ当座の、この時代のために、システムを必要としなくなる(どれほど時間がかかるのかはわからないけれど)その一段へ降りるためには、よい心根のシステムを経験するという一段が必要なのかもしれない…と思うようになりました。それは人が人を信頼して大丈夫という経験になる気がしますし。今地球の自然環境は比較的人間にとっては穏やかで、世界中でこれだけ多くの人が毎日熱心に仕事をしていて、平和を願い力を寄せるにもかかわらず、まだ飢餓で人が亡くなるのは―おかしいですね?