Intermission(ほんじつはおやすみ)~時を止めたい~

…それがペットロス。
そしてそれは、たぶん本当にそう思っている間はそうなる、毎日通勤通学してかわらず日常をこなしていようとも、三食を欠かさず食べている事実があろうとも新しいなにかに夢中になろうともー気配を、できるだけ散じさせまいとそのままとっておこうとする、浸食にかかるものーなぐさめもーを遠ざけようと自らが距離をとり思いでのとりでにはいる、そこで願う、縛られるななにものにもあなたのさいわいー晴れた日の光充ちた空に目を凝らしてもワタシには見えないその園で、あなたがどのような姿の本来であるかを誰もしらないーある日、ここに積もったほこりをぬぐう時には、一拭きするごとに確信に変わる、そうだった、思いだけが自分のもの。