Intermission(ほんじつはおやすみ)~だれがするの、その後~

あのタッチ・アンド・ゴーのしぐさは、雀にだってみているよ…とおもう。だとしたら、インターセプトしていったあのとんびのその時のこころのなかには、撒いたパンの小片に我先に飛びつく雀の心の中で響いている同じ気持ちがあったんじゃないだろうか…同じ気持ちで同じような行動に出た、とりが二種類…人間の受ける印象とリアクションは大きく違う。

それは、かれらにも違いはもちろんある…つまり、とんびはその気になれば強奪にはしることもできる能力がある―まさに "fly  at"を行使して生活(?)しているわけだし。だが雀にはそれはできない。狩猟種族と採集種族…あのタッチ・アンド・ゴーは土手を歩きに歩いて草の根元や土の合間から一粒づつ食べれるものをえり分けて拾い集めるには全く不向きだ。それでも、あの時を思い返しつつ、ワタシがトンビの吹き出しから読み取るのは

「きゃっ、やったあ!あたしによね、このおおきさなら!」

(つづく、最近はとんびはおベントを人の手からひったくることがあるそうなので、意図して餌をあげることはしないです…)