Intermission(ほんじつはおやすみ)~たぬき…~

日がくれかかるのを待ってからおかいものさんぽにでかけると、おもいがけないことに吹く風にはまだどんな角もなくて、温か、と感じるほどにせすじが伸びてさっさと歩きはじめる、その短い道中こんぶあめを噛まずに最後まで口のなかに置いておくことができないで今日も自分に負けた、そうして帰りつけば落葉にとり囲まれた家の回り、新しいこんぶあめのタイマーが鳴るまで、と色鮮やかな溝をさらいにかかると、ご近所のねこさんたちの協力もあってかその今年のミルフィーユがもう腐葉土になりかかっているー驚いた、お宝だわー頭に載っけるものではないが、このはの流通に喜ぶワタシはさしずめ。