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表フラワーフェスティバル

スカイチアーズDj Hantaiです。
広島はフラワーフェスティバル真っ只中、毎年何万人という人が広島を訪れます

先週、裏フラワーフェスティバルの記事を書いた夕方
一人泣きながら自転車を押していました
これから、始まる華やかなイベント
そのそばを、僅か数名の方のご期待にもこたえられず花を変色させてしまった私
noteを更新する元気もなくっていました

理由もなく実家に帰ってみました
帰省中の電車の中でウルスラの言葉を思い出しました
※宮崎駿監督作品『魔女の宅急便』
にでてくる絵かきさん

ウルスラは、自分が絵が描けなくなったときの対処法をこんな風に言っています
「そういう時は、じたばたするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる!」
それでも駄目だったら
「描くのをやめる!散歩したり、景色をみたり、昼寝したり、何もしない!そのうち急に描きたくなるんだよ」

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実家に帰ると、母が庭仕事をしていました
自分の家ってこんなにお花がたくさんあったっけ
喉から手が出るほど欲しかった研究材料が!たくさんある
実家にいたときは見えていなかったお花

わたしは小さなころから、臆病で誰かに相談することが苦手
母には、DJをしてることも、ハンドメイド教室をしてることも言っていません
ハンドメイド教室で失敗して泣いたことも…
ただ庭に咲いている花たちについて質問ばかりしていると
花を通じてなにか伝わったのか

「大丈夫。何かを育てようと思った。
 その気持ちが芽生えたらもう大丈夫。成功するよ」

私にあげるプランタンを選びながら教えてくれました


何かに行きづまり、ふと立ち止まったとき、ようやく視線を自然に向ける
道ばたに咲くちいさな花、じっとだまって立っている木
懸命に生きる動植物にはげまされる

「そうか、そうやって生きればいいんだ」
実家から持って帰ったプランタンをベランダに並べながら
心が晴れやかになりました

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幼稚園のお遊戯会・文化祭、そして社会人になっても
人前にたたなくてはいけない場面になると全力で逃げて、影に隠れて、選ばれないようにしていました
恥ずかしがり屋なんで。といえば、聞こえがいいですが本心は、失敗することがただ、怖かったからです

DJと花に出会って3年
逃げて、影に隠れてても、決めた日に私はそこに立たなくてはいけなくなりました。そして、予想通り。
失敗しては泣いています
でも、続けてられてるのは、その度に、音楽と花。そしてそのときに出会った人から成長と気づきをもらえてるからです

フラワーフェスティバルは、数えきれないほどの花が飾られ
何万人という人が広島に訪れます

その街の片隅で、私のハーバリウム教室には、2名の方のご予約が入っています。私の小さな花をみつけていただいた方の為に全力でがんばります

もし、世の中が「期待」と「期待」で絡み合い成り立っているなら…
今日は元気よく自転車をこいで会場に向かいます
ハッピーフラワーフェスティバル!

こちらは、教室のときにながすmix
森の中を探検しながら、自分の花を見つける。そんな、ことをテーマに選曲・MIXしています
自転車にのって、録音した広島の街の音や自然の音も曲の背景にこっそり入っています


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