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ネストボールの空うちについて

今回は今話題になっているネストボールの空うち(発動だけして、ベンチにモンスターをださない行為)について、自分の見解を述べようと思います。

先にお伝えしますが

公式は空うちをOKしています
 
その前提のもとこの記事をお読みいただけますと幸いに思います。

公開情報と非公開情報について

今回は、公開情報と非公開情報に焦点を当てて考えてみます。

この公開情報と非公開情報は公式に使われている言葉ではありません。僕が勝手にそう読んでいるだけです。ご注意ください。

意味はそのままで、公開情報はお互いのプレイヤーが常に見ることのできる情報、その反対に非公開情報は公開情報ではない情報のことを読んでいます。

例えば、トラッシュや場、スタジアムなどは公開情報であり、互いのプレイヤーが常に見ているものです。一方で、互いの手札、山札、サイドなどは、何かしらのカードを使用しないと、お互いに確認する事はできません。

ここでネストボールの効果を確認してみましょう。

ネストボールは自分の山札を対象に発動するカードです。
大切なのは自分の山札とうい部分です。
この自分の山札は、非公開情報であり、互いのプレイヤーは確認することが出来ません。
そのため、ネストボールを発動しないとそもそも自分の山札に対象となる、たねポケモンがあるかすら分かりません。
そのため発動した後に、

対象がありませんでした。

という申告をした場合、実際にある無し関係せずに、ベンチにポケモンを展開せずにカードの処理を終える事になります。
ここで論点になるのがその申告が嘘かどうかという事でしょう。
結論から申しますと、そこはどちらでも良いのです。

なぜならネストボールは

相手に山札を見せる

という行為を必要としないからです。

対戦相手の山札を確認することができない以上、嘘であれ本当であれ、その対象がいないという申告を聞き入れるしかありません。

そのためネストボールは、出せる対象が山札には居ませんでした。という体を取ることで、空うちを可能にしているのだと思います。

これはクイックボールやハイパーボールも共通しています。

この2枚ともに、"加える"というネストボールと同様な命令口調でテキストは記されています。
ですが、実際に山札にポケモンが残っているかどうかを確認する術がありませんので、加えても加えなくても大丈夫という裁定になっているのだと思います。

その反対に公開情報である、場やトラッシュを対象にするカードでは、空うちをする事は不可能になるケースがあります。
以下のようなカードが該当します。

これらはトラッシュと場という、互いに常に確認することができる場所を対象として、発動するため、手札に戻すポケモンやエネルギーがやっぱりありませんでした。ということが起こり得ません。
そのため空うちは不可能となります。

皆さんもルールはしっかりと守って、ポケモンカードゲームは楽しみましょう。
ちなみに余談なのですが、人のルールの間違いを指摘したい場合は、質問形式にすると確執が生まれづらいです。 

このルール間違ってるよw

など上から指摘するのでなく、

このルールってこうであってましたっけ?

など、相手に確認を促すように尋ねてみると良いのではないかなと思います。
元来、カードゲームなど遊びなのです。自分も対戦相手も楽しむことが大切だと思います。
対戦が終わった後に、良い試合でしたね。
と笑い合えるような対戦を志したいですね。

ちなみに余談なのですが、今回の公開情報と非公開情報による発動の不可は、某KONAMIのカードゲームでは違うみたいです。あのゲームのルールは日本語で書かれていないので、しょうがないですね。
皆さんは某KONAMIのカードゲームをやる場合は、KONMAI語を勉強しましょう。

それでは失礼します。

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