人材育成あれこれ2
【コラム】
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-目次-
第1章:人がやる気を出す方法とは?
第2章:人を伸ばす指導方とは?
第3章:コミュニケーション
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こちらの章立てで
お送りさせていただきます☺︎
ーーー前回までの要約ーーーーーー
第1章:人がやる気を出す方法とは?
1節:内発的動機
-内発的動機とは?-
内面に沸き起こった興味・関心や意欲に動機づけられている状態。
▼高める方法
"有能感"と"自己決定感"
・有能感
環境との相互作用の中で、自らの認識を深めたり、技能を高め、有能でありたいという意思
・自己決定感
学習の過程に自ら進んで参加し、自分の行動は自ら決定したいという意思
-内発的動機付け状態とは?-
内発的動機付けの状態=フロー状態
-第2節 フロー理論-
▼フロー理論とは?
フロー理論とは、高度なレベルの集中により技術を習得、成長させていく過程を理論化させたもの。心理学者のミハイ・チクセントミハイが提唱。
▼内容
課題そのものに対して高い集中力を発揮し、満足感も得られる状態
いわゆるゾーンと言われることもある。
※ここまで前回までのあらすじ(参照)
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続き
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では、フロー状態(ゾーン)という状態に入るためには、、、?!その部分について触れていきたいと思います!😌
-フロー状態に入る方法とは?-
第3節 目標の立て方!
-第3節 目標の設定方法-
目標設定理論
▼目標設定理論とは?
パフォーマンスを高めるための目標よる動機付けのことを示す。
▼適切な目標設定のチェック項目
1.実行すべき大まかな目的や課題を明確にする
2.数値の測定方法を明確にする
3.到達すべき基準や標的を明確にする
4.時間的範囲を具体的に示す
5.目標に優先順位をつける
6.目標の困難度と重要度を評価する
7.目標達成に関する調整を行う
▼この目標達成が繰り返されると、、?
努力→具体的な目標設定→成果→報酬
結果、自己効力感の増加を促し、主体的な学びのサイクルを起こし自立して学び続ける人材が育つ
第4節: 自己効力感
主体的な学びのサイクルの鍵を握る🗝
-自己効力感とは?-
ある物事に対して「やればできる」という能力に対しての信念。
▼自己効力感が高いと?
困難な状況でも学習の機会として認識しながら目標達成や自己実現を促進する。
▼自己効力感が低いと?
困難な状況を脅威とみなし、回避しようとして、コミットメントが低下する。
▼自己効力感を高める方法とは
・行動の達成
・代理的経験
・言語的説得
・生理的状態
▽行動の達成
自分自身が直接やってみてできたという感覚を持つこと。1番効果的な方法。成功すれば次もうまくいくだろうと期待が高まり、失敗すれば、期待は弱まる。
▽代理的経験
他者の行動を観察さること(モデリング)で自分を怖がっていることを他人がやっているのをみて、自分もできるようになるという期待を持つ。
▽言語的説得
暗示や勧告などによって、上手くできると信じる。経験を基礎としてないため、現実の困難に直面すると急速に消去する。
▽生理的状態
緊張や震えなどの生理的な反応があると心理的に冷静な時より成功を期待する傾向は弱まる。
参考) 山本五十六の言葉
「やってみせ(代理経験)言って聞かせて(代理経験・言語的説得)させてみせ(行動の達成)ほめてやらねば人は動かじ(言語的説得・生理的状態)」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず、やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず(行動の達成・生理的状態)」
自己効力感を高める要件が
詰められた秀逸な言葉
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ここまで、内発的動機からはじまり、高い集中力、満足感も得られる状態、目標設定の仕方、などを分解してきました、いかがだったでしょうか…?
次回からは、第2章:人を伸ばす指導方とは?
入っていきます!!
次回! 非認知能力編 お楽しみください✨
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最後まで読んで頂いた方
ありがとうございます🍀
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