ドルドル&チェッバーナ
岡山小旅行最終日。見事に寝坊をぶちかまし、ホテルにチェックアウト時間を遅らせてもらった。明け方まで夢中になって清楚だギャルだ書いてるからだよ馬鹿。
今日は大学時代四年間、一番長く共に過ごした友人と、昼から街ブラした。
素敵!
そういえば新居の電気がON/OFFの二段階しか無くて、めっちゃ明るいか真っ暗かの二択という驚きの情緒の無さなんだけど、うちにもこういうオシャな照明欲しいな……。
というわけで、後楽園近くのカフェにてお昼ご飯。
見てこの……小学生女児が持てるセンスと財力のすべてをつぎ込んで作った魔法の書みたいなメニュー……めっちゃ好き……(私は小学生女児なので)。最高過ぎて持って帰ろうかと思った……。
ナポリタン!
最近半年に一度のナポリタンめっちゃ食べたい発作が出ていたので、とっても美味しくいただきました。量が地味にすごかった。
続いて禁酒会館。素晴らしい名前ね。最近飲んでねぇな~何とは言わないけど。
この写真撮るとき、道の向かいから撮ろう!って思い立った瞬間に信号が青だったので、反射で走り出して渡ってしまった。友人置き去り。写真撮って、信号変わって戻るまで待っててくれました。
なんかここだけレトロ。ていうか後楽園付近歩いてて思ったんだけど、公共施設とか会社の建物はめちゃくちゃ近代的なのに、カフェだけ妙~にレトロ。昔からの建物をそのまま使ってるんだろうか。素敵な街並み。
中の調度品も、ご期待に応えますよ! という意気込みが見えるようなレトロ具合。立派な心意気だと思う。
『千と千尋の神隠し』っぽい(※)廊下と硝子戸。
※このオタクは何にでも『千と千尋の神隠し』の息吹を見出だそうとします。
この黒電話、コードがちゃんとコンセントにささってたんだけど、使えるんだろうか。もし使えちゃったら怖過ぎるので試してない。
先にも述べたが、今日を一緒に過ごした友人が、私の大学生活の六割を一緒に過ごしたと言っても過言でない人である。学部学科コースが同じで、二人とも教職課程を履修していた。
ゼミも違うし、教職の科目も彼女が国語、私が社会で、必修科目でも、一緒に取っている授業数自体はそこまで多くなかった。お互いの家に行った回数も、十回あるかどうかくらいだ。たぶんそんな無いな。無い。
ただそれでも、一緒にカフェの閉店まで粘って、そこからカラオケ行って童謡歌いながらレポート書いたり、しょっちゅう一緒に昼ご飯食べたり、空きコマに空き教室で話し込んだり、何をそんなに話すことあったん? というくらい、とにかく長い時間を共に過ごした。
彼女ともまた、「恋愛や性的なことに、とにかく潔癖」という共通点がある。
例えば、
「彼氏と一緒にいるとき、『この二人セックスする仲なんだな』と思われてるかも」
だとか、
「友達に『なんだかんだ結婚しそう、子供産みそう』と言われると『私は恋愛にうつつを抜かし、その末に無計画にセックスして子供を作りそうだと思われてるのか』と思う」
だとか。
なんかもう、めちゃくちゃ過敏になっちゃうのだ。みんなきっと絶対に、そんなこと思ってないと思う。わかっている。でも考え過ぎてしまう。
恋愛や、それに付随する性行為が、堕落的で、汚ならしいものだという固定観念が、抜けない。
そういう点でめちゃくちゃに共感できて、お互いに彼氏はいるし、結婚に対する抵抗も大分薄れてきたが、それでもやっぱり、子供を作ることは考えるだけで気持ち悪い。
「子供ができました!」と聞くと、「おめでとう!」と言うのが普通だと思う。そんなことはわかっている。でも、やっぱりどうしても衝動的な気持ち悪さが襲ってきて、おえっ、となる。「よくもまぁ、生中セックスしたことを、そんなに嬉しそうに人に言えるものだな…」とか思っちゃう。もうそういう疾患かもしれない。
他にも諸々、もう自分がおかしいことなんてわかっているからこそ、色々言い合えて共感もしてもらえる関係が、めちゃくちゃありがたいし心地よい。
よく大学四年間でこんな、マイノリティに共感してくれる人間を見つけたもんだなと思う。本当に本当に大切な友人である。信号で置き去りにしちゃったけど。また遊びたいな。
友人紹介二人目。めちゃくちゃ長くなっちゃった。最近めっちゃ絵描きたい。
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