心の奥にあった娘への願い #コーチング体験記04

3歳の娘をお風呂に入れる時に起こる、わたしと娘のバトル。
その話をきっかけに気付いた、無意識に轢いていたレール。それは何か。

今までのやりとりはこちら↓

36歳が考えるレール

娘に対して、自由でいてほしいと思いつつ、こんな風な人生を歩んでほしいって思っている自分をしっかり感じてみる。

レール。確かにひいている気がする。
でも、わたしの考えるレールはもう古臭いなーとも同時に思っている。
それはわたしが今まで生きてきて常識の範囲で、時代が全然違う。
わたしが描くレールが、正しいことは全然ないのよ、そうなのよ。
そう。

もしかしたら早く寝る子供がいいということも間違っているかもしれない。
昔の育児書で今は間違ってるってことたくさんある。

うんうん。そうなんだね。わたしが感じてることを言うと、
親としての愛のひとつの表現なんだね、お嬢さんに対する。
願いとか幸せになってほしいっていう。
その今、最良の形を思い描いたものが、経験を通して今、
目の前に提示されたレールのように感じたよ。

わたしが持つ娘への願い

そう。そうだ。
わたしの中の娘に対する願いは、自分一人で判断をして生きていける子になってほしいってことがある。
と、言いながら、さっきの話と矛盾してるなっていうのは気付いてるだけど。そう、気付いちゃってるんだけど・・・

新型コロナウイルスの大流行、治療薬がない感染症が大流行して日々の生活を自粛して経済と命を天秤にかけることがあるなんて、考えたこともなかった。

わたしが子供の頃のネット環境とかも全く違う。

小学生のとき、ネットもなかった時代に生きててわたしと、
生まれた時からスマホがそばにあった今生まれた娘。
これから先の70、80年って、全然想像できない世界を生きていくんだと思う。自分で情報を取捨選択しないといけない。
かなりハードな時代を生きるんだろうなと思ってる。
ハードな時代を生きぬくために、自分で選択したり、決めたり自分で責任をとって生きていかないといけなくなる。
そうやって取捨選択ができるように、生きてほしいなというのがある。
そういう願いがあるくせに、わたしのレールにのっけようとしている。

矛盾してる。

娘への願いは叶っていた

願いが叶ってるってことだね。いま。

え?

彼女は自分で感じたり、考えたり楽しいって思うことをやって生きてるんだね。自分で判断して。それを実践してるですね。ママが望んでることをそのままに。

たしかに。そしたらママから怒られてるわけか。
めちゃめちゃかわいそうじゃない!

ママの願うように生きてるんだね 

そうだ。自分の好きなように生きている。
自分で選んで、自分でやりたいことを楽しそうにやってる。

健康で笑顔で楽しく日々を生きているんだね

あれ、ほんと。生きてた。娘は、自分で選んで、自分で考えて、
自分でやりたいことをやってほしいって思ってる通りに生きてた。
今はアンパンマン見たいから、見終わったらお風呂入るから!
楽しく見てるときに邪魔されたと感じてるんじゃないか・・・

いい子に育ってるね

うん、本当にそう!そうだ。
でも、かといって、なんでも自由にやっていいかって言うとまだ小さいからある程度の枠組みは決めてあげないといけない。親としての責任もあるかなと思っている。

自由に遊べる枠組みは必要だ

そうだね、枠組みは決めてあげないといけないね

ちょっと大きめの枠組みは今はいる。大きな枠組みの中で、多少遊びがあるぐらいの余裕があって、その枠組みの中に、本人がやりたいことがあって。
でも、わたしがイライラしている時は、その枠組みがきゅきゅきゅっと狭くなって。小さくなって。
余裕がない、遊び部分がない状態になって。この通りにやれーみたいな。

さらにコーヒーカップで回して連れて行くのね

そう、連れて行くの、わたし。あら、最低じゃないそれ。
余裕がある時は、いいよーって。枠組みが大きくして。
それって娘からしてみれば、コロコロ枠組みが変わるってことだよね。
前は許してくれたのに。

今日はなんだか狭いなーみたいなかんじ?

今日はやたら怒られるなみたいな。あれ、一定じゃない。
この枠組み。この枠組みが、急にママルールに沿わせようとして、本人にぺったりくっついてだめーって動きを止めてる感じ。
可動域がありません〜ママ、ちょっと苦しいです〜ママ、言ってることがさっきと違いますって。
自由にしなさいといってるくせして。あれ、めちゃくちゃ無理なことしてる?風呂に今入れようとするんですかって。

そんな時、えりちゃんは何をおもってたんだろうね。
ちょっとえりちゃんになってもらってもいいですか?なってみようよ!

娘の立場になってみる。
どんな世界が見えるのか。そこでわたしは何に気付くのか。
グググっと自分の内側に入って見てみる。コーチに促されながらみていく。

どんどんぐーっと深いところに誘われている感じがする。

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