自身の愛すべき「ずるいところ」を見つけて磨いたらかけがえのない強みになる話
あなたの「ずるい」ところはどんなところですか?
そう聞かれて、
「えっと、私のずるいところはね〜」と嬉々として語る方は少ないと思う。
そんなふうに言われたとしたら、間違いなく落ち込む。数日凹む。もしかしたら、一生ひきずるかもしれない毒針だ。
かなり切れ味がよい単語だ。
それほどパワーがある言葉だからこそ、本人も相手も気づかない奥深くに眠るあなたの魅力を表す要素があるかもしれない。
狡い、ズルい、ずるい。微妙に変わる日本語
漢字で書くと、狡い。狡猾とか、悪がしこいという意味。
正当な手段でなく、何か得をすること。
もし、ほんのちょっとだけ「狡さ」に、愛情と尊敬のエッセンスを加えるとどうだろう。
「ずるさ」にすると、それは周囲に羨ましいと思わせるほど、一目置くぐらいのチャーミングさという意味もありそうだ。
信頼する友人に「わたしのずるいなぁと思うところおしえて」と尋ねてみると
ブランディングとマーケティングを本業とする安芸 亮さんに、「あきらめる」と「ずるさ」についてお話を伺った。
最初から聞くのが難しい方は、
ぜひ開始20分ぐらいからでいいから聴いてほしい。
プロのマーケターの視点で、いま注目するワードとして「ずるさ」を挙げてもらい、絶妙なグラデーションのニュアンスをお話してもらった。
個人を商品にして、自分をブランディングして、お仕事をする方(コーチ、フォトグラファー、保険の営業さんなど)は、必聴の内容だ。
ぜひ後半30分でいいから聴いてほしい。
「ずるさ」からみつける「盲点の窓」と「未知の窓」
愛情と尊敬をまぜた「ずるさ」とは、「ジョハリの窓」でいう「盲点の窓」や、「未知の窓」にアクセスするヒントが切り口ではないだろうか。
周りの人が、あなたに愛情と尊敬をもって「ずるいなぁ」という資質は、どんなところだろう?
もしぴったりの「わたしのずるさ」が見つかったならば、そこは誰にも負けない最強の強みとなるにちがいない。
その「ずるさ」磨き上げて、仕事に活用してみてほしい。
ちなみに私の「ずるいポイント」もきいてみた
もちろん友人聞いてみた。そんなところあるかな…とドキドキしながら聞いてみた。
「私のずるいところってどんなところ?」
これは嬉しい。まさかこんなところだとは思わなかった。私にとっては当たり前。普段通りでいつも通り。こんな当たり前のところが、ずるいと思われるほど魅力だったとは。
もう一人、嬉しいコメントをくださった。
人の懐に、スーッと入っていけるところらしい。なるほど。ここも得意ではあったけど、あまり気にしたことはなかった。
「ずるい」という視点で自分のことを言われると、それはそれは照れるのだけど、スクリーンショットを撮って残したくなるほど嬉しいメッセージだ。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
みなさんはどうだろう?信頼できる友人に尋ねてみてほしい。
「わたしのずるいポイントってどんなところ?」
そんな問いを今日1日もって探してみてください。
国際コーチング連盟PCC
CTI認定CPCC®︎
坂口佳世
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