思いがけない出会い。

作家さんの器を買った。

知り合いの珈琲屋さんから、破格のお値段で。

捨てられてしまうものを引き取ったらしく、ほんの一部と言われたたくさんの器たちは、冬の陽射しを浴びてキラキラと光っていた。

よく見ると埃を被って、本当に捨てられる直前のものだったのだなとわかる。それでも、これが最後の舞台だとでも言うように、精一杯に光を受けて、キラキラと光る器たち。

洗練され、しなやかで繊細なお皿、
作家さんの個性がにじみでた独特の形の器、
女性の体のような花器。

どの器にも惹かれるものがある。

私が選んだのは、このふたつ。

シルクの布が弛んだような形、写真では白っぽく移るが、うすーい水色も好みだ。

脚付きの丸っこい湯飲みは、手に馴染んでちょうどいいサイズ、毎日これで白湯を飲みたい。

今日はコロナ明け初のお仕事、自分へのクリスマスプレゼントに良いものが買えた。

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