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デッキ紹介「神器錬成」&一本槍構築について

 おはようございます。そして会えないときのためにこんにちはとこんばんは。

 すかいです。

 ワクチン副反応で倒れたり、研究に嫌気がさして自堕落な日々を過ごしたり、内定先の研修の勉強をしたりしている間に前回の記事から2か月ほどの時間が経ってしまいました。

 今回はコロナで敢え無く中止となってしまった関西マン吉オフ会に照準を合わせ、私が初めて挑戦した一本槍構築デッキの紹介記事となります。

1.槍構築についての解釈

 まず、私が、このデッキを構築するにあたり、槍構築について研究して得た自分なりの解釈についてお話させて頂きます。
 興味のない方は、上の見出しからデッキレシピ以降に飛んでください。(笑)

 槍構築とは、「1体のモンスターのみによるビートダウンデッキ」のことを指すとされています。
 自らが相棒に据えた1体で戦うためには強力な魔法罠やサポートのモンスターを携えてよく、この槍構築、非常に自由度が高いです。

 「1体だけで戦うなんて縛りプレイを自分でしておいて何が自由度が高いんだ」という声があるかと思います。しかし、考え方を変えると、相棒に据えた1体を決めるとそのカードを活かすために30枚以上のデッキスロットを割くことができるのです。

 そのため、槍構築は槍に据えたモンスターによって様々な色を見せてくれます。私が様々な槍構築を拝見したところ、ざっくり、次の3つに分類されるように感じました。

①強固な耐性を有するモンスターを用いたメタビ寄りの構築
②高い戦闘能力を有するモンスターに耐性を与え、ビートダウンする構築
③軸となるモンスターの特性を活かしたコンボを主軸に据えた構築

の3つです。

①強固な耐性を有するモンスターを用いたメタビ寄りの構築
 
こちらのタイプは戦闘や効果破壊耐性を有しているモンスターを中心に据え、自分の場にモンスターを残し、全体除去や効果無効によってボードアドバンテージを広げビートダウンするタイプです。
 性質としてメタビートに近い性質を有しており、魔法罠が強力な分、そのケアが十分でないデッキはボコボコにされるのではないでしょうか。
 例としては、マン吉のちれさんによるインフェルニティ・ガーディアン一本槍や、バキューン決闘のセル男さんによるワイルドマン一本槍があります。

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 どちらのデュエルも結末込みで非常に面白いデュエルとなっているので、見てみてください!(ワイルドマン槍の紹介として適切かはわかりませんが…。もし、もっとぶん回ってるワイルドマンが見たければこちらの動画をおすすめします。)

②高い戦闘能力を有するモンスターに耐性を与えてビートダウンする構築
 
こちらのタイプは連続攻撃や高打点を有するモンスターに装備魔法などで耐性を与えて、ゴリゴリ攻めていく構築です。
 このタイプは非常に戦い方がシンプルで、「セレンの呪眼」によって耐性を付与して戦う「呪眼」や、自身の効果で耐性と打点上昇させてビートする「エルドリッチ」などカテゴリーの動きとしても採用されるタイプです。
 例としては、先ほどちれさんの槍が活躍した紹介動画の対戦相手であった、やがみさんのチェイン・スラッシャー一本槍がこのタイプに分類されると思います。

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 複数回攻撃できるチェイン・スラッシャーにガーディアンの力を装備することで高速でカウンターを貯めていく様は圧巻です。

③軸となるモンスターの特性を活かしたコンボを主軸に据えた構築
 こちらのタイプは軸に据えたモンスターの特殊な効果を最大限活かした構築です。上記の2つのタイプもこの③の前提があってこその構築にはなります。
 ここで取り上げるのは耐性や、戦闘に関する効果を有していないモンスターでコンボ性のあるカードで周りを固めている構築です。
 例としては、マン吉のたかゆきさんの神殿を守る者一本槍や、マン吉の矢沢さんのバトル・サバイバー一本槍、難研N!の紫蘇さんの警衛バリケイドベルグ一本槍がこのタイプに該当すると思います。

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 攪乱作戦やトリックスター・リンカーネーションとの最強ハンデスコンボは必見です。

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 強制脱出装置などのフリーチェーンで発動できる強力な罠をバトルフェイズに発動し、リソースを回復し続ける継戦能力の高いデッキになっています。(こちらのヒゲchさんの方でもちれさんのインフェルニティ・ガーディアン一本槍の戦いを見ることができます。)

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 バリケイドベルグとガーディアンの力が相互的に守り合うシナジーが強力なこともさることながらそれらのパーツを揃える初動も美しいです。

2.槍構築をするうえで

 この3つの分類を経て私なりに槍構築をする上でのポイントを考えました。

 その意識するポイントとは

・槍に据えるモンスターの槍適正に合わせたタイプに合わせて周りを固めること
・槍構築にすることの必要性を持つこと


 まず、モンスターの槍適正に合わせたタイプに合わせた構築ということですが、ここでの槍適正とは、
ⅰ)耐性や高い戦闘能力を有しているかどうか
ⅱ)特徴的なステータスや効果を有しているかどうか
 の2つを指します。

 戦闘時の効果や耐性を有している場合は、そのモンスターが戦ううえで優秀なスペックを有しているため、それに合わせて必然的にデッキタイプは先程分類した①か②の構築に寄っていき、ドロソや、相手に干渉するカードを多く積み、メタビ寄りの構築にすることで、その槍が持つ戦うスペックを活かす構築になるかと思います。
 一方、特徴的なステータスや効果を有している場合、それらを活かしたコンボギミックが入ります。それが③のタイプの構築になると思います。この場合は、このコンボの成功に重点を置いた、サーチカードや、準備のためのカード、コンボの上振れとなるカードを積むことで安定性と爆発力を高める構築になるかと思います。
 
 このような槍適正については、だらりんさんの星遺物ー星鎧の一本槍の記事が非常に面白いです。こちらは戦う環境のメタをも考慮して槍適正を評価しており、より深い考察がされています。参考にさせていただきました。

 そしてもう一つのポイントは、槍構築にする必要性です。
 レギュレーションの観点を除けば、特定の一体のみで戦うという戦い方は遊戯王においては基本的に得策ではありません。それにも関わらず、槍を組むには理論武装が必要で、なぜモンスターを展開するのではなく、モンスター一体で戦うほうが強いのかという問いに自分の答えを持っている必要があると考えました。

 以上が私が槍構築を勉強した中で感じた槍のデッキタイプの分類と意識したいポイントになります。

 ここまで長々と書いてまいりましたが、そろそろ皆様、私がどんなデッキを組んだのか、誰を相棒としたのか、気になっていることだと思います。

 それではお待ちかねのデッキ紹介に参りましょう!

3.デッキレシピ

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 具体的なカード名はニューロンにて「SKY_BLUE」と入力していただければデッキが出てきます。

4.相棒

 私が相棒に選んだのは、

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 そう、『ワルキューレ・エルダ』です!!

 …誰?と思われる方も多いでしょう。
 昨今のワルキューレは宣告者の神巫からセクスト→ドリット→シグルーン、フュンフトにアクセスして展開を広げるイメージが強いかと思います。
 その流れの中では、☆8の最上級で戦闘効果しか有さない脳筋な彼女は見向きもされない存在です。
 そんな彼女をなぜ相棒としたのかについて説明します。

 一つ目はエルダの槍適正の高さです。
 アクセスについては、ワルキューレ・セクストによるリクルート、ワルキューレ・ドリットのサーチ、Walkuren Rittによる手札から特殊召喚などによって簡単に出力できます。
 そして、相手の打点を下げる戦闘補助効果を有しており、戦闘破壊したモンスターを除外できます。
 また、特徴的ではありませんが、天使族であるため、ユニオン・キャリアーによって「ZWー阿修羅副腕」を装備しての全体攻撃が可能になります。
 これらの特徴から、槍適正が高いと考えました。

 二つ目がワルキューレというカテゴリーの槍適正の高さです。

 皆様、「戦乙女の戦車」というモンスターをご存じでしょうか?

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 この「戦乙女の戦車」は槍構築御用達の「ガーディアンの力」と同様の効果を使うことができます。注目すべきはその裁定で、この戦車の効果で攻撃宣言の度に上昇した値は、戦車の装備が場を離れても上がったままになります。ユニオン共通効果で装備モンスターの破壊身代わりによる耐性付与も相まって非常に強力なカードです。しかも、ワルキューレを冠するため、上記のエルダにアクセスするカードを共有できます。

 また、ワルキューレには禁止カードレベルのパワーを有するカードがあります。

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 こちらの「終幕の光」です。
 かの禁止カード「ソウル・チャージ」と同様の効果をワルキューレは使うことができるのです。この蘇生札の存在は大きく、エルダと戦車の両方を蘇生でき、セクストやドリットを巻き込むことでさらなる2枚目の戦車にアクセスまでできます。しかも、バトルフェイズを行える!ただし、ワルキューレの名を冠していないため、サーチが利かないのは残念…。

 このようにカテゴリ内に専用のソウル・チャージとガーディアンの力を有するワルキューレですが、槍適正を最も上げるカードが存在します。
 それが「時の女神の悪戯」です。

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 無効にできない相手ターンをスキップする宇宙最強効果を有しているこのカードですが、発動条件は厳しく、ワルキューレ以外のモンスターが存在すると打てません。しかし、槍構築にしてしまえば、このデメリットは気になりません。このカードの存在によって槍構築を行う必要性が生まれました。

 このようにワルキューレ自体が槍構築に適性のあるカテゴリであるため、それに属することがワルキューレ・エルダの最大の特徴になります。

 三つ目がワルキューレへの愛着です。
 ワルキューレが登場したのはEXTRA PACK 2019です。このパックの同期は原始生命態ニビルやクロノダイバー、未開域です。この強力すぎる同期たちに置き去りにされる形でワルキューレは注目度の低いカテゴリでした。ニビル目当てに3箱買って開封したところ、Walkuren Ritt3枚、リダン1枚、ビッグフット2枚という驚異的な大惨敗を喫し、開き直ってそれなら私がワルキューレを使ってやろうじゃないかということで今まで触ってきたカテゴリであるからという愛着がありました。

 以上が私がワルキューレ・エルダを相棒に据えて槍構築を行った理由になります。
 このタイプは槍構築の分類の②の戦闘能力の高いモンスターに耐性を付与して戦うタイプに分類されると思います。

5.その他のカード

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 ここまで触れていないカードについてざっくりと説明します。

○ワルキューレ・フィアット
 戦闘破壊されたときのリクルート効果と場のワルキューレの数だけデッキをめくり、その中の通常魔法・罠を手札を加える効果を有しており、メタビ構築であるこのデッキでは序盤でも中盤以降でも腐らない優秀なカードです。

○パンクラ
 このカードの高い打点とフリーチェーンで自身を退場させつつ除去が打てる点が、戦闘に参加しつつ、時の女神の悪戯の発動を阻害しないという面で抜群の相性を誇ります。

○熱き決闘者たち
 戦車でのパンプは攻撃宣言する必要があり、パンプしてもなお打点が足りないときはこちらの効果でバックを割に行きます。
 また、身代わりで破壊された戦車を回収することで再び耐性を付与させることができます。

○強欲で金満な壺
 ドロソです。阿修羅副腕、時の女神の悪戯を飛ばしたくないことと、エクストラはユニオン・キャリアー以外要らないこと、Walkuren Rittを使う都合でできる限り手札を増やしたかったことから強金になりました。

○禁じられた一滴、闇の増産工場
 ユニオン・キャリアー&阿修羅副腕を使った場合、ユニオン・キャリアーが時の女神の悪戯を打つのに邪魔になるため、自分の場を空けるカードがほしかったので採用

○その他の罠たち
 戦車阿修羅エルダをより強くするためにモンスターを残しつつ相手の動きを止めたいと思い除去しないカードを中心に採用

○エクストラ 
 ユニオン・キャリアーとミスケープ・バーバ以外は自由枠です。

6.最後に

 いかがだったでしょうか。

 特段ギミックのない槍構築デッキであったため、折角勉強したんだからと槍構築について考えたことについてもまとめてみました。

 槍適正についての話をしましたが、実際、このカードが好きで使いたいという気持ちは最大の槍適正であると考えます。

 槍構築は相棒のカードについて深く考えるきっかけになり、また、様々なカードの存在や使い方について理解がないと強くならないため、組むまでの過程が非常に勉強になり楽しかったです。日に日にワルキューレ・エルダに愛着がわきました。

 バージョンアップを繰り返す余地があるデッキタイプだと思いますので、これからのデュエルを経てよりエルダが輝くように組みたいと思います。

 デッキ名ですが、ワルキューレ+槍ということで、私がハマっている漫画「終末のワルキューレ」内でワルキューレが人類が神と戦うための武器と化す「神器錬成(ヴェルンド)」から名付けました。

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 最後にこの記事を作成するにあたり、多くの方々に動画を提供していただきました。お礼申し上げます。

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 他のデッキもニューロンにて公開しております。「SKY_BLUE」と入力していただけると見ることができます(二回目の宣伝)。ぜひよろしくお願いします。
 またお会いしましょう。

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