見出し画像

デッキ紹介~幻想召喚師~  すかいの隙あらば自語り

デッキ紹介記事です。

以前Twitterにデッキ紹介シートを載せたものを記事化しました。

理由はお気に入りのデッキだからです。語らせてください。

1.やりたかったこと

 幻想召喚師というカードを使いたくて組みました。

幻想召喚士

 一昔前に「幻想機皇」というデッキタイプがあり、(今回のデッキは幻想機皇とは大きく異なるデッキですので気になる方はご自身で検索していただければ幸いです。)それが動画で使われているのを見てから憧れを持っており、様々な融合モンスターを出そうと思い、デッキを組みました。

2.デッキレシピ

Deck Makerの画像を掲載します。

幻想タロット

幻想タロットテキスト

3.コンセプト

 幻想召喚師はコストとして、自分フィールドのモンスターをリリースする必要があります。そこで、リリースされることで効果を発揮するモンスターをリリースすることでディスアドバンテージを軽減しようと考えました。
 そこで採用されたのがサイバーエンジェルモンスターと宣告者の神巫です。弁天はリリース時に光属性天使族のサーチ、韋駄天はパンプアップ、神巫はレベル2以下の天使族のリクルートを行います。これらの儀式サポートを共有できる聖占術姫タロットレイを用いて、幻想召喚師をセット、リバースし「幻想召喚」を行うというコンセプトです。

4.採用理由

デッキレシピとは順番が違います。

幻想召喚師
・・・本デッキのコンセプトカードで切り札。レベル3、光属性であることに感謝。余談ですがピエール瀧に似てる気がする。(目元とほうれい線)

宣告者の神巫
・・・本デッキのキーカード。初動として儀式カードのサーチ、儀式のリリース要員、虹光の宣告者やアルティマヤ・ツィオルキンのチューナー、幻想召喚師のリリース要員など様々な仕事をこなすキャリアウーマン。

サイバー・エッグ・エンジェル
・・・デッキのメインエンジンであるリチューアルチャーチのサーチカード。できる限り神巫の効果で出したい。

サイバー・プチ・エンジェル
・・・エッグではサーチできないサイバーエンジェルモンスターのサーチが可能。こいつもできる限り神巫の効果で出したい。

魔界発現世行きデスガイド
・・・もう一つの初動カード。ケルビーニを出すことでデモリッシャーや幻想召喚師にアクセスする。個人的にイラストより名前の方が好き。よくできた面白い名前やと思ってます。

クリッター
・・・ガイドで出してケルビーニの素材にすることで、神巫や幻想召喚師にアクセス可能な便利カード。

儀式魔人デモリッシャー
・・・素材としたモンスターに対象耐性を付与する魔人。リリーサーが強すぎたためにマイナーなカードですが十分強い。レベル3魔人の次期エースの座を与える。

聖占術姫タロットレイ
・・・本デッキのキーカード。幻想召喚師のセットから効果の発動までを一人でやってくれる人材。レベル9のリリースは弁天or韋駄天or神巫(レベル6)+幻想召喚師orデモリッシャー(レベル3)で基本的には用意する。
6+3=9はこのデッキの公式。光属性天使族のため弁天でサーチできることを知ったとき、私は神に感謝しました。

サイバーエンジェルー弁天ー
・・・リリース要員。基本的に神巫かタロットレイをサーチする。たまにツィオルキンの素材。

サイバーエンジェル―韋駄天ー
・・・リリース要員。弁天リリースして出すと手札にタロットレイセットを持ってこれる。

サイバーエンジェルー那沙帝弥ー
・・・サイバーエンジェルの最強カード。今回はメインのカードではありませんが、2枚目以降の弁天のサーチ先によくなる。タロットレイの横に並べると非常に強い。名称ターン1ついてなくてありがとう。

トリアス・ヒエラルキア
・・・レベル9・光属性天使族のステータスがこのデッキにおいてまず強い。タロットレイのリリースを一体でまかなえる。また、場の儀式サイバーエンジェルや神巫をリリースしてアドバンテージを得る、サーチだけして棒立ちのエッグやプチの変換ができるなど、いぶし銀の働きを見せる。

シャドール・ビースト、シャドール・ドラゴン
・・・サブテラーの継承のカードパワーを上げるために採用。また、タロットレイの③効果の新たな対象を用意する意味もあり、汎用効果を持つ2体を採用。

祝福の教会ーリチューアル・チャーチー
・・・デッキのメインエンジン。サーチ効果、毎ターン神巫、エッグ、プチを蘇生できるのがただただ強い。ただ、このカードを守る方法がないのが欠点。余裕があれば2枚目もサーチしておきたい。

機械天使の儀式、聖占術の儀式
・・・リチューアルチャーチで使いまわすことができ、神巫でサーチが格段にしやすくなったから2枚ずつの採用。墓地効果がどちらも優秀ですが、使いまわすことを考えるとあまり使いたくはない。

儀式の下準備
・・・儀式屈指のパワーカード。サイバーエンジェルには対応してませんが、リチューアルチャーチ存在下では実質何にでもなれるため、3枚採用。

貪欲な壺
・・・アーデクや幻想召喚した融合モンスター、ケルビーニを再利用するために戻す必要があるので採用。タロットレイや闇属性モンスターなどは墓地にいる意味があまりないためこれらのカードも戻したい。リチューアルチャーチのおかげで序盤に手札にあっても腐らない。

テラ・フォーミング
・・・4枚目のリチューアルチャーチですが、墓地に魔法がたまる分こちらを引く方が強い。

サブテラーの継承
・・・もう一つのメインエンジン。相手ターンに手札の光属性を切って幻想召喚師をサーチし、自分のターンで幻想召喚師を切って神巫をサーチできる動きが強い。シャドール切ってガイドやデモリッシャーサーチするのももちろん強い。アルティマヤ・ツィオルキンとの相性も抜群。

トラップトリック
・・・4枚目の継承。個人的な意見ですがトラップトリックの枚数はサーチ先の罠の種類と同じにするのが一番バランスがいいと感じております。

EXデッキ
☆:幻想召喚師対応
★:アルティマヤ・ツィオルキン対応

アルティマヤ・ツィオルキン
・・・神巫(コストアーデク)+弁天or韋駄天で出すことができる第2の切り札。このデッキは儀式を使う都合上、魔法罠が多くなっているためトリガーには困らない。

彼岸の黒天使ケルビーニ
・・・デモリッシャー、幻想召喚師を墓地に送るのがメインの役割ですが、リンク先のモンスターに破壊耐性をつける効果もあわよくば使いたい。デモリッシャー素材の儀式モンスターをリンク先に出せばドラグーンと同じ耐性、幻想召喚師の効果で出したモンスターのエンドフェイズの自壊を防げるなどコンボ性が高い。

虹光の宣告者
・・・神巫のコストの筆頭。どこからでも墓地に送られたら発動するのが本当に強い。神巫リリース⇒エッグ特殊召喚、リチューアルチャーチサーチ⇒神巫蘇生で出すことも可能。出たら出たで妨害をしてくれる優秀さ。

旧神ヌトス
・・・神巫のコスト2番手。このカードの存在により神巫が除去カードと化す。基本的にはアーデクが優先されるため、あまり出番はないが、レベルが4のため、神巫のレベルを6にするためにも存在価値はある。

PSYフレームロード・Ω
・・・汎用レベル8。神巫+弁天or韋駄天でシンクロ召喚可能。除外されているデモリッシャー、機械天使の儀式、聖占術の儀式を戻す役割。かつては場持ちの良さからこのデッキで優先的にシンクロされていた。彼が登場するまでは・・・。

★混沌魔龍カオス・ルーラー
・・・彼。シンプルに強い。墓地利用をするデッキなら優先的に出すべきモンスターであると考えます。魔法が2枚ほど落ちてくれるパターンがリチューアルチャーチの弾的に一番嬉しい。光闇が墓地に存在しやすいため蘇生効果も使いやすい。

★クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン
・・・ツィオルキンで出す筆頭。シンプルに強い。妨害が少ないこのデッキにおいて非常に貴重な存在。

★月華竜ブラック・ローズ
・・・ツィオルキンで出す防御札。継承を相手ターンに打ってついでに出すと相手ターンに除去を行える。

★レッドデーモンズ・ドラゴン・スカーライト
・・・ツィオルキンで出す攻撃札。この効果を使うと、ツィオルキンが巻き込まれてしまうので注意。このときに機械天使の儀式を除外すると、場の天使族モンスターは破壊されないのは覚えておきましょう。

☆地天の騎士ガイアドレイク
・・・効果破壊耐性を持ち、こちらは対象耐性もあるため、ブルーム・ディーヴァと状況により使い分ける。使用者の危機管理能力が問われる。

☆幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ
・・・効果破壊耐性を持ち、こちらは戦闘破壊耐性があり、相手モンスターを先頭を介さない除去とバーンは強い。破壊以外の除去の前には無力。

☆ダイナレスラー・キメラ・Tレッスル
・・・相手ターンに幻想召喚師の効果で出す筆頭。ステータスの貧弱な幻想召喚師を攻撃から守ってくれる。効果破壊耐性はないため、エンドフェイズに破壊されるが、そのときに全体除去を行うためむしろ破壊したい。仲間を守り、敵を道連れにする頼れる漢。破壊以外の除去の前には無力。

☆ナチュル・エクストリオ
・・・ケルビーニがいるときに出す筆頭。相手の魔法罠を永遠に止められるため、最悪ケルビーニで守れなくても1ターン相手の魔法罠封じるだけでも十分に強い。

5.エースの出し方

1)幻想召喚師+タロットレイ
・必要なもの
 幻想召喚師、宣告者の神巫、タロットレイ、聖占術の儀式
・出し方
 今回は、一番強い出し方のパターンです。
 神巫を召喚、アーデクコストでレベル6に(ここでタロットレイか聖占術の儀式のどちらかをサーチ可能)
⇒手札の幻想召喚師と神巫をリリースし、タロットレイを儀式召喚
⇒神巫の効果でエッグ特殊召喚、リチューアルチャーチサーチ
(⇒墓地に魔法あればリチューアルチャーチでか神巫蘇生)
⇒エンドフェイズにタロットレイ効果で幻想召喚師セット
・最終盤面
 タロットレイ、幻想召喚師セット、リリース要員のエッグか神巫
(リチューアルチャーチ)
 相手ターンにタロットレイ効果で幻想召喚師リバースで融合モンスターを幻想召喚可能。

 必要札が多いイメージですが、幻想召喚師は手札にいる必要がないため、サブテラーの継承の動きのなかで墓地に落ちていた場合タロットレイのリリースを他のレベル3以上のモンスターにして構いません。また、タロットレイと聖占術の儀式もサーチカードが多彩であるため、これらは案外揃います。先攻1ターン目でできることも珍しくはないです。

2)アルティマヤ・ツィオルキン
・必要なもの
 宣告者の神巫、機械天使の儀式、弁天、韋駄天の4枚のうちの3枚。
・出し方
 神巫があるとき
 神巫を召喚、アーデクコストでレベルを6に、足りない残り1枚をサーチ
⇒弁天リリースで韋駄天を儀式召喚、儀式魔法と光属性天使族サーチ
⇒神巫と韋駄天でツィオルキン

 神巫がないとき
 弁天リリースで韋駄天を儀式召喚、儀式魔法と神巫サーチ
⇒神巫を召喚、アーデクコストでレベルを6に、何かサーチ
⇒神巫と韋駄天でツィオルキン

・最終盤面
 ツィオルキン、手札に儀式魔法1枚、光属性天使族or儀式カード

 手札の儀式魔法をセットすることで、ツィオルキンの効果を起動できます。また、ここでサーチするのはタロットレイ&聖占術の儀式か那沙帝弥&機械天使の儀式がおすすめです。光属性天使族のサーチの場合は2体目の神巫がいいでしょう。

6.最後に

 幻想召喚師を使いたくて組んだデッキですが、図らずもアルティマヤ・ツィオルキンも出せて様々な大型融合モンスターのみならず、シンクロドラゴンも出せるデッキになりました。なかなか派手さのあるこのような動きと、リチューアルチャーチやサブテラーの継承のようなアドバンテージを取り、リソースを確保する堅実な動きが共存した使っていて楽しいデッキです。
 また、自分の中でサブテラーの継承と幻想召喚師、宣告者の神巫を絡めた動きが切り札のためのパーツ集めで無駄がなくてお気に入りです。
 欠点としては最初の1ターンを妨害を構えないまま準備に割きがちになるので相手の後攻1ターン目にぶん回されて成す術なく負けることがあるということと儀式特有の手札事故でしょうか。
 この記事が何の参考になるかはわかりませんが、皆様のオリジナルデッキ創作の意欲の足しになれば幸いです。
 コロナでデュエルができない今をデッキビルドの好機と思いましょう。
 長文になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。感想等ありましたらすかい(@SKY_BLUE_YP313)まで言っていただけると幸いです。
 またお会いしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?