壁は自分がつくるもの

営業の仕事をしていると、メンバーからよく言葉に「私が行っても相手に対して失礼だ」がある。

これは二つの要素があると思う。
(1) 相手の役職と自分の役職が釣り合わない
(2) 相手のスキルと自分のスキルが釣り合わない

どちらにしても相手と自分では釣り合わないと考えていることから発せられる言葉のようだ。

しかし、この言葉の裏側に「怖い」または「失敗したらどうしよう」といった畏れがある。自分が行きたくない言い訳のようにも思える。

実際に相手には壁はなくて自分で壁を作ってしまっているのが真の原因だ。敵は自分にあるのだ。

その壁を乗り越える時、どうするか?

(1) 帯同し同じ舟に乗って考え、アプローチ方向性を見出し、後から考え方についてフィードバックする

(2) 事前準備の段階で頭から汗が吹き出すくらい考え、相手に聞いてほしいと思うぐらい理論武装する

(3) 失敗してもいいんだと思わせる

一流の選手は自分に限界を作らない才能がある。
自己肯定感でポケットをパンパンしておくことも必要だろう。

組織を作るとき失敗してもいい、打って返せばいいんだというチームのコンセンサス、またはカルチャーを醸成することが何より大事なんだろうと思う。

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