アウトプットは料理か、排泄か

年末からぼちぼちnoteを始めて数週間が経った。毎日は難しかったが、ブログよりは好調に続けられている。

noteは他の方の投稿を探すにも読むにも便利だ。同じ持病を持つ人のライフハック術とか、ちょっと探しづらそうなテーマも見つけやすい。あと特徴的なのは、参考になる記事の書き方が沢山あることだ。

さて、この手の「記事の書き方」を参照するに、テーマを決めて見出しを書き、と丁寧に構成される方がとても多い。
どうにも私はこの書き方が苦手なのだ。仕事ならまだしも、プライベートとなると全くもってダメだ。

思うに、これはアウトプットの目的が問題なのではないか。
丁寧に構成した記事は料理だと考えている。材料や調理器具を揃えて手順通りに加工して客に出すものだ。

対して私のアウトプットはほぼ排泄といえる。頭のいくらかを専有している思考を文章にして出すとすっきりするのだ。そのかわりただの排泄なのできれいに加工したりはしていない。健康のためなのでとりあえず出すことに意義がある。

アウトプットしないと大体便秘になり、同じ考えがずっと頭の中でモヤモヤした状態になる。書かないと鬱々としてくるし、本来考えるべきことが前に進まない。

ちなみに、これをするにはTwitterはあまり向かないようだ。一連の考えをツリーにしてまとめることはできるが、あとから引用するのが面倒だ。その点、気軽に書きのこしておけて、人に見てもらえるnoteは扱いやすい。

上手な人の記事を見てはどうすれば価値のある文章が書けるのか悩みがちだが、書かないと健康を損ねると考えたほうが良さそうだ。

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