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三嶋大社(みしまたいしゃ)

静岡県三島市大宮町2丁目1-5

御祭神
 大山祇命(オオヤマツミノミコト)
 積羽八重事代主神(ツミハヤエコトシロヌシノカミ)

二神合わせて 三嶋大明神と申し上げます。
火山活動を司り、伊豆の島々を作り出したと言われています。

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神主職は伊豆国造 矢田部氏が世襲。


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御由緒:創建時期は不明ですが、奈良時代の古書に記録が残っているようです。
平安時代中期に延喜の制で 名神大 に列格。
中世以降、源頼朝が平氏打倒の願を掛け、成就したことから、頼朝を始め、多くの武将から篤く崇敬されました。
成功例があると、あやかりたくなりますよね。

伊豆国一宮、式内社、伊豆国総社。現在は神社本庁の別表神社です。



🪨たたり石

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東海道と下田街道の真ん中にあり、交通整理となっていた石。
動かそうとすると祟りがあった為、この名が付けられました。


⛩厳島神社

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市杵島姫命を祀る、北条政子が勧請した神社。
厳島神社は平氏が手厚く祀っていた神社のはずですが、敵の神社を祀るとは?



👤事代主神
浜松に引佐(いなさ)という地名があります。いなさ と言えば出雲の稲佐の浜ですが、国譲りの際、大国主命に「否(いな)」か「然(さ)」かと問うた事からこの地名になったとか。
事代主神はその時「御大(みほ)の前」にいました。出雲の美保ではなく、静岡の三保ではないかと。

三保から伊豆に渡り、そこで隠棲した(あるいは遠流になった)と考えます。
同じく大国主の息子の建御名方も諏訪に隠棲したと思われます。
伊豆 と 出雲 は響きも似ており、何らかの関係があるのではないでしょうか。
出雲大社と同じく、神主職を国造が世襲している共通点もあります。

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