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159・経営分析指標を理解しているか ~ 労働生産性も二つあるぞ ~

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本日(11/26)、今朝は数日ぶりに行きつけのカフェワーク。自分のお気に入りの場所なんで、なんか仕事が進むんだよねぇ。

自分の居場所って大事だなぁと思う次第。

居場所が少なくなっている時代、椅子取りゲームをするもよし、自分で自分の椅子を作るもヨシ。

鷲は、元々が野良犬なので、自分で自分の椅子を作る次第だね。

で、昨日は

例えば、最新鋭設備の導入により省力化を図った場合、従業員数が減った分だけ労働生産性が上がるわね。

でも設備投資を導入した分だけ固定資産が増えるので、資本生産性は下がるってね。

働き方改革と合わせて大事なキーワードだね。

って話で終わった次第。

で、労働生産性はもう一段階掘り下げると

① 物的労働生産性
② 付加価値労働生産性

にわかれる。

よく覚えておいてね。コンサルティングセールスをする上で、「生産性の向上」は経営者との間で大事な大事な共通言語だわね。

その中で、日本は労働生産性が先進各国に較べると低いって話しもあるわね。

で、まずは物的労働生産性の「物的」とはなんぞや。

これは「労働で産出されるのは生産量や販売金額など物的なもの」って定義されている。

簡単に言えば、労働でどのくらいの売上が上がったのかって損益計算書の「トップライン」に対してどれだけ貢献しているかって話しだね。

どちらかというと「量」に対しての効率を求めるというのが判りやすいかな。

計算式は、

物的労働生産性 = 生産量(販売数や売上) / 労働者数

とか

物的労働生産性 = 生産量(販売数や売上) / 労働者数 × 労働時間

みたいになる。上は1人当たり、下は1時間当たりってね。

で、もうひとつの付加価値労働生産性。

付加価値とはなんぞやだね。

「生産したことで新しく生まれる金銭的な価値」って定義かな。

簡単に言えば、売上から原価を差し引いた「粗利 = 付加価値」って考えてもいいかな。これは、正確には業種によって違う部分があるんだが。

この付加価値を国単位で集めたのが「GDP」って奴ね。

で、日本はGDPが伸びていないっていうわね。付加価値労働生産性が低いって話しなのさ。で、これを諸外国はICTの活用で伸ばしている感じなんだろうねぇ。

今更、日本がデジタル庁作っても今更感があるんだよねぇ・・・何年前の話しをしているのさ。

ハンコから話しが始まるなんて、江戸時代か?ってね。

って、脱線した。

で、計算式。

付加価値労働生産性 = 付加価値(粗利など) / 労働者数

とか

付加価値労働生産性 = 付加価値(粗利など) / 労働者数 × 労働時間

こんな感じ。

難しくないよね。

で、大事なのがこの生産性という指標が「前年と比べて」「他社と比べて」「世界と較べて」高いか低いか。

低いとしたらどう改善するのかってのが、経営課題でもあり国家課題でもあるって話しさね。

で、次回は「どう比較するか」「生産性を上げると何がいいのか」なんて話しを書こうかな。


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