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⑰ちゃんと新聞読んでるか? ~ 今時とか言わないで新聞にも目を通せ ~

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紙で読んで、複数紙を並べて一覧して皆って言うのが前回だわね。紙の一覧性ってやっぱりデジタルよりも優れているんだから、それはそれで活用せんといかんと鷲は思うのさ。

一覧性って、俯瞰的にモノを観るとか、客観的に物事をつかむときには絶対に必要だとおもうぞ。

もちろん、その特性をつかって読み手の受け取り方を誘導するテクニックもあるので、それはそれで気をつけないと行かんけどね。複数紙を読むのもその回避方法の1つだとおもう。

で、今日は新聞の定点観測の話し。物事を同じところで、同じタイミングで変化を見ることの重要性はわかるよね?観察の基本だろ。小学校で習ってると思うがな。

前にも書いたと思うが、ありとあらゆる学習は、いつどこで発揮できるか判らないんだから、若いウチには勉強しておけって話し、よく聞くだろう。

えっ? 聞いたことない?

なら、今日からそう考えて、いつでも何でも首を突っ込んで勉強しなされ。

で、定点観測か。

鷲の定点観測は「日経新聞の正月三が日の1面」を数年前から比較してみること。

それから同じく正月三が日の「日経新聞と千葉日報」の経済面に出ている、経済界のお偉いさんの「今年の抱負」を比較してみること。

この2つ。

スカンクワークスのコンサルティングセールスは「お客様の本質的な経営課題を掘り起こす!」ここにテーマがある。

経営というのは、現在をどうするではなく、未来をどうするかが本質。未来が過去の延長線上にはないという話しもあるが、産業構造や経済構造は過去からの延長の中で変化して、あるところでシンギュラリティがおきる。

しかし、このシンギュラリティには間違いなく予兆はある。

なので、現在と未来を結ぶラインの延長線上にある過去に何があったのかを知っておくべしってやつ。

で、そう言う意味では日経新聞の正月三が日のトップ記事は1年間の銭を払う価値のある取材記事がここ10年ぐらいは続いていると思う。

政治などの偏ることなく、純粋に経済と技術だけを思想と論理で書いてあると鷲は評価しているのよ。

ここに、著作権の制限が無ければスクラップ画像をのせてみたいくらいだ。

ちなみに、ここ10年で最高の三が日の特集記事は、

たしか2018年の「データの世紀」これは、ぜったに読むべしだな。

あと、お偉いさんの今年の抱負。

商工会議所の会頭や、地方銀行の頭取、有力会社の社長、地方選出の国会議員や県会議員などなどが、新年の抱負を語る訳さ。

中には箸にも棒にもかからない「意味不明な自己アピール」しか書けない様な人もいるが、それなりに世相をちゃんと斬ってくれる人も多い。

人間誰しもそんなに変わった感覚はないし、とくに大きな組織の長は無難に物事をみるので大間違いしない方向性として比較してみると良いだろう。

業界とかによって色々と異なる視点もあって面白いしね。

で、世の中の大筋の方向性を理解した上で、それを否定する自分なりの仮説を立てたり、お偉いさんの考える大筋の方向性の肉付けをしてみる。

こんなことをやることでコンサルティングセールスの思考訓練ってやつね。

これは、紙のメディアじゃないと厳しいと思う次第。もちろん、スマホの画面で同じことができれば良いと思うが、紙面の解像度は半端ないからねぇ、鷲はムリだと思うな。

鷲がジジーかな?紙にこだわってるのは。

まぁ、なんでも良い。幅広く情報をとって丸呑みなんかするな、アイスブレイクにしか使わない愚を働くなってことで。

With exon.co.jp DNA

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