kumar

都内在住のIT企業で働くエンジニアです。 楽曲提供・ジャズピアノ・カットモデルを細々とやってます。 sageep.kumar.jp@gmail.com

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最近の記事

普通の会社員がジャズアルバムを全国リリースした話

これは一年前の話になります。私は自身が独学で作曲を学び、ほかの会社員ミュージシャンと組んでジャズアルバムをリリースしました。これはその時の話です。 2018年初夏 「アルバムを作りませんか?」とバンドのドラマーは言った。私は快諾し、我々のアルバム制作は始まった。 私は2016年に作曲を独学で学びだした。バークレー大学の書籍を読み、対位法の書籍を読み、短いピアノ曲を作ってネットで公開することから始めた。数か月後、同人作品への楽曲提供が始まり、好評を得た。自身のジャズバンドで

    • リモートワークを初めて1.5か月が経ち得られた気づき

      ジャズバンド「Saga Trio」のリーダーの嵯峨です。普段は大手IT企業でエンジニアをやっています。 アルバムをリリースしたり http://www.ultra-vybe.co.jp/post/SAGA-0001.html MSPの基盤を開発しています https://www.wantedly.com/companies/softbank/post_articles/191523 弊社は3月からリモートワークに移行した。 1か月半リモートワークをやってみて気づいたことが

      • バレンタインハラスメント

        先週、会社にメーリスで通達が来た。 毎年行われている女性社員が男性社員に形式的に配るチョコレートを今年から禁止します。とのこと よく言ってくれたと思った。前から気持ち悪かった。一年目の女性社員にやらせる毎年恒例の行事になっていた。これセクハラじゃねぇの?と思っていた。 で、一年目の男社員に取りまとめさせて集金してお返しを購入して女性社員に配り会計報告をする。先輩社員はその手際を監視して新人のマネジメント能力を測りあーだこーだ上から言う。極めて悪趣味なイベントだった。 こう

        • 著作権に関わる話を聞く度思うこと

           漫画村が話題だが、以前はマジコン、ファイル共有(winMX,Winny)などが流行っていた。 昔から人のモラルは変わってない。  欲しいものは何でもダウンロードするノーモラルなAさん、自分が特に推しているもの以外をダウンロードして本当に好きなものは買うだの言って自分を正当化するBさん。  Aさんには何を言っても無駄だ。こういうのは法に基づき処罰するしかない。  Bは、コンテンツに対価を払うのは当然のルールなのに、作り手への経緯がなければ当然のルールすら守れない馬鹿だ。そ

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          怒りたい人達

          思い込みで説教してくる人がいる。こっちが聞きたいことや、話の本筋から逸れた質問や追求を繰り返して、自分の中で決まっている答えの裏付けを大急ぎで取ろうとする人だ。 そして「答え」との距離が近づく度に語気が荒くなる。大の大人が、乳児が何かを要求する時の様にギャーギャー意味不明な言葉を喚く。あれほど見苦しいものはない。 以前…どこでみたのだろう。怒る人は怒りたいから怒るのだ、という言葉を目にした。これは納得の一文だ。 他人に怒る人は他人に怒りたいのだ。日頃の鬱憤を他人にぶつけ

          怒りたい人達

          アルバム制作_1

          私はジャズピアノと楽曲提供を趣味でやっています。この度、バンドメンバーの勧めもあり、アルバム制作を開始したので、これからアルバムを作りたい人のためにメモしていこうと思います。いくら必要かなど、参考にしていただければ幸いです。 今回は私が全曲作曲した、ジャズアルバムを制作します。構成は10-12曲で、歌曲を二曲入れます。スタジオ録音で、エンジニアについてもらって録音します。一晩貸し切って一夜で全曲録音しきらなければいけません。費用は録音後公開したく思います。 メンバは勿論必

          アルバム制作_1

          「黒いビート」の追求

          もう四年ほど前になる。 僕はジャズでどうしても超えられない壁に絶望していた。黒人のリズム感が、全くわからなかった。黒人ミュージシャンの生命力の感じるビートは、私やアマチュアミュージシャンのそれには無いものだった。その正体が何なのか、わからなかった。 師匠は「血を入れ替えろ」と抽象的はことをいうだけで、周りは黒人が生まれつき持っているものだと言った。そんなわけ無いだろうと確信していたが、それが何か答えをだせずにいた。 #推薦図書 として「黒人リズム感の秘密」を挙げたい ht

          「黒いビート」の追求

          ドーピング問題の先に見えるもの

          シークレット・レースという書籍がある。自転車競技界のドーピング問題を暴露した問題作という側面と、薬で汚れた世界で苦悩しつつもトップに登りつめ、そして挫折する著者の光と闇を映すヒューマンドラマとしての側面を持つ、読み応えのある書籍だ。 これを読んでいた時、私には他人事に思えなかった。私は脳をドーピングしていると言えなくもないからだ。 私はADHDだ。脳内のドーパミンを増やし、集中力を高めるためにストラテラという薬を毎日二錠飲む。この薬は、巷でスマートドラッグと言われる部類の

          ドーピング問題の先に見えるもの

          「恵まれない子どもたち」はなぜ学校の先生になりたがるのか

          子供時代に、年に一度は学校で恵まれない子どもたちの生活をビデオで見せられ、募金をしたり、古着を送ったりした人は多いと思う。 夕ご飯時にそんな特集を見て、無言のきまずい雰囲気になったこともあると思う。 小学生の頃から、ある疑問があった。 なぜか、「恵まれない子どもたち」の夢は例外なく学校の先生、たまに看護師なのだ。学校で見せるものだから、学校の先生に媚びてるのかとも邪推した。 しかしこの前ふと思い出し、考え、納得した。 そこに真の貧しさを感じた。 まずは日本の子供の夢を

          「恵まれない子どもたち」はなぜ学校の先生になりたがるのか