31回目(2022年9月4週目)

2022/09/19~2022/09/23

今週もお疲れ様でした。
今週の米国株市場は、S&P500が4.65%下落ナスダック総合指数が5.07%の下落でした。先週に引き続き下落が止まりません。原因はFOMCの金利見通しがタカ派だったことが大勢の意見のようです。
金利は短期金利・長期金利ともに上昇しています。

9月のFOMCでは、0.75%の政策金利の引き上げが行われました。これにより、政策金利(FFレート)は3.00~3.25%となりました。こちらについては、1%利上げの予想も出ていたため、予定通りといったところだと思います。
サプライズだったのは、ドットチャートによる金利見通しの結果です。前回の6月の結果に対して、かなり上げており2022年末で4.25~4.50%、また2023年末でも4.50%~4.75%ほどを予想しており、年内および来年内の金利引き下げは現状するつもりはないというように市場も解釈したのでしょう。
非常に分かりやすい解説をYoutubeに後藤達也さんが上げていました。

為替については、今週は日銀による円買いが24年ぶりに実施されました。一時的にドル円は下がりましたが、引け値としては1$=143.303円でした。
それでは、資産推移です。


NISA枠内での保有資産
【投資信託】
SBI・V・S&P500:216,896口 (取得単価:16,532円/1万口)
SBI・V・全米株式:413,336口 (取得単価:10,646円/1万口)
【米国株式・ETF】
VOO:3株(取得単価:$381.67)
VTI:33株 (取得単価:$216.44)
COIN:1株 (取得単価:$331.64)
2022年NISA買付枠:残り530,554円分
今週は特に買付を行っていないため、保有資産は特に変化していません。指値していたETFの方もギリギリ約定していませんでした。
NISA枠内での資産増減
SBI・V・S&P500:17,651円/1万口(+24,270円)
SBI・V・全米株式:11,271円/1万口(+25,833円)
VOO:$339.63/1株(-$126.12)
VTI:$184.26/1株(-$1061.94)
COIN:$61.88/1株(-$269.76)
先週に続き、指数が下落したため投資信託の含み益が減少、ETFの含み損増大という結果でした。


以下は2022/09/25時点でのS&P500の1 Week Performanceです

今週も基本的に真っ赤という状況です。大型テクノロジーでは$AAPLだけ耐えてるようです。エネルギーもかなり下落しています。Consumer Defensiveセクターの内のPackaged Foodsの部分だけ上がっている銘柄があるようです。セクター単位でみると全セクターが下落しているようです。

以下は2022/09/25時点でのETFの1 Week Performanceです

ETFの方もインバース系の銘柄以外軒並み下落しています。Internationalではブラジルが少し上昇しているようです。指数のETFも$VTI・$VOO・$QQQなど4.5%以上下落しています。

週足での金利やETFの終値
・米国債2年物利回り:4.212(+8.75%)
・米国債10年物利回り:3.691(+6.95%)
・VTI:$184.26 (-5.33%)
・VOO:$339.63 (-4.56%)
・QQQ:$275.51 (-4.77%)
短期金利・長期金利ともに上昇しています。短期金利は4%を超えました。長期金利も一時は3.8%を超えていました。長短金利差は-0.521でした。
先週はCPIの結果が予想より悪かったことが原因で下落しましたが、更に政策金利見通しも株式にとってはネガティブな結果でした。金曜は6月につけた今年の安値に近づいて、下髭を形成しましたが来週にも割ってしまうかもしれない状況です。
ただ、恐怖指数と呼ばれるVIXは一時32.31をつけたもののまだ29.92という状況のため、恐怖が満ちているとは言えないのかもしれません。
為替は日銀が24年ぶりの円買いによる為替介入を実施しました。145.844円から140.646円まで急落しましたがその後じわじわと戻し、1$=143.303円まで戻しています。
来週はどうなるのでしょうか。

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