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お母さんが不安だと子供に伝わっちゃう?

正しいフリをして自分を傷つけている言葉シリーズ

ひとつめは、

お母さんが不安だと子供に伝わっちゃう

です。

わたしには、一歳半の子供がいます。子供が生まれてから何回もこの言葉を目にして耳にしてきました。

子供が泣き止まないのは、お母さんが不安になっちゃってるからじゃない?

とか

お母さんが不安だと子供に伝わっちゃうから、お母さんは笑顔でいてね。家事なんて手抜きでいいのよ。

とか

子供にはお母さんの笑顔が一番だから、自分を大切にしてね!

とか

中には本当に優しい励ましのような言葉もあります。でもなんかもやもやするなぁと思って考えてみました。で、気づいたのは、

これは全部、不安な私を否定する言葉なんだな。ってことです。

私にとっての事実は、今、不安になってるってことなのに、そのまんまの自分ではダメだ。と言われてるってことなんだなと。そしてその不安な自分を、自分の以外の誰か(子供含む)のために変えろって言われてるんだなと。

もちろん、こう言う言葉を人に言っちゃダメってことではありません。ただ、他の人がこういったからこれが正しいんだと思って、自分も自分に同じ言葉をかけて不安になってしまうんであれば、それは自分にとってはよくない言葉だということです。

で、不安な私が本当に安心できるとしたら、どんな言葉かというと、

今、不安なんだね。不安でたまらないんだね。あー不安だね。

不安な自分を子供が見たら子供が傷つくんじゃないかって考えたらもっと不安になっちゃうね。

当たり前だよ。あなたは何にも悪くない。不安になっちゃってるのが今のあなたなんだもん。それでいいんだよ。

子供が傷ついたって大丈夫。あの子はちゃんと自分で傷を訴えてくれるし、ちゃんと自分で傷を乗り越える。

だから、あなたはあなたのままでいいんだよ。

って感じかな。

逆に私が子供の立場だったら、お母さんが不安だとやだね。でもあなたは全然悪くないよ。ってな感じで言うことは真逆になります。

とにかく、大事なのは、今の自分の立場、今の自分の状態の一番の味方になること。

それを忘れないように、見破れるように、また気づいたら書いていこうと思います。