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「春画の穴」by 春画ール
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今、春画がブームらしい。先週の日経新聞の特集記事にその内容が紹介されていた。その記事の中にも出ていたのが、この本の著者の春画ールさんだ。
この本では、これまでの春画に対する切り口とは一味違う形で、江戸時代の性について説明している。加えて、めずらしい明治時代の春画についてもその絵と共に解説を加えている。
本の表紙に書いているように、春画には単に「愛欲」では語れない世界がそこにあるということを十分理解することができた。女性が春画について語るということで、春画のうしろめたさを多少打ち消しているように感じた。
また、春画は貴重な文化遺産であり、立派な芸術であるということも理解した。
本の評価は、5/5です。
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