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「人事変革ストーリー」by 高倉千春

著者は、津田塾大学を卒業後、農林水産省に中級職として採用された後、米国ジョージタウン大学でMBAを取得し、帰国後外資系コンサルタント会社で勤務した。その後、ファイザー、ベクトン・ディッキンソン、ノバルティスファーマと外資系医薬会社で人事部門の要職を経験。

次に、2014年より味の素の理事グローバル人事部長としてグローバル人事制度を構築、展開し、2020年よりロート製薬取締役、2022年には同社のCHRO(最高人事責任者)に就任した。

上の経歴をみるだけでも人事関係のプロフェッショナルだということが十分理解できる。

この本では、ご自身の転職の中身を説明することにより、個人としてのキャリアの構築の仕方について解説し、各企業における人事責任者として行った仕事の内容を通じて、今日本の企業に求められている人事変革について詳細に解説されている。

現在、「人財」という言葉も流行っているが、この本の読むと個人としても会社としても何をしていかなければならないかについて良く理解できると思う。

評価は、5/5です。

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