「多様性の科学」by マシュー・サイド
この本のテーマは、「画一的な組織は凋落し、複数の視点をもっている組織は問題を解決できる」ということである。
「なぜ、CIAは同時多発テロを予測できなかったのか?」等の様々の事例をもって、多様性の重要性をこれでもか、これでもかと迫ってくる。
多様性の必要性について、この本に限らず語られており、その正しさは証明されていると思われるが、日本においてはなかなか進まない。自分の会社でも女性の部長はゼロ、当然執行役員もゼロだし、国会議員の女性比率、大臣の女性比率も他の先進国対比低い。日本の経済が停滞してきた原因はそういうところにあるのかもしれない。
この本は一度よむべき本だと思う。評価は、5/5です。
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