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「開業医の正体」by 松永正訓

著者は、千葉大学医学部を卒業後、同大学医学部の小児外科の講師として活躍していたが、本人が病気になったことを契機に大学病院での勤務を諦め、開業医となった経歴がある。

その開業医とはどうなっているのかについて、開業の時の経験談や看護師との関係やお金等のすべてについて包み隠さず記載されている。

著者の真摯な気持ちが伝わってくるため、読んでいて納得感をもって書かれている内容を受け入れることができる。開業医ならではの苦労について理解すると、自分が主治医と接するときの態度に反省することもあった。

クリニックには誰もお世話になるので、一度この本を読んでみることを勧めたい。

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