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「THE BIG SHORT 世紀の空売り」by マイケル・ルイス

サブプライムローンを契機としたリーマンショック等の金融危機の際に、ポジションを大きくショートして利益を得た人間たちの物語である。

サブプライムローンによるCDO(Collaterized Debt Obligation)に対して、CDS(Credit Defaul Swap)を大量に購入するという手口で逆張りを行ったものである。

物語自体は面白いが、説明が詳し過ぎて、正直読了するのはなかなか大変だった。それにしても、大手投資銀行や保険会社、それとMoody's やS&Pという一流の格付け会社がサブプライムローンのCDOのリスクを全く理解していなかったというのは今から思えば本当に信じられないことである。

読むのが少し大変だったこともあり、評価は4.5/5です。

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