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「経済評論家の父から息子への手紙」by 山崎 元

今年1月1日に亡くなられたエコノミストの山崎 元氏が、息子さん宛に残された最後のメッセージがこの本の元となっている。ご自身の状況を把握された上で、本当に残しておきたいことをこの本に詰め込まれていると思う。

働き方や稼ぎ方、お金の増やし方、そして幸福論について語られている。
ご自身の経験から、「リスクを取って勝負する側の人間にならないといけない、資本主義社会はそういうルールになっており、リスクを取らない人間は搾取される側と決まっている」「株式投資は世界株式のインデックス投資しか選択の余地はない」と明快に語られている。

本の帯に著者の言葉として、「お金の心配をせず、自由に気分よく生きていくためにどうしても伝えたいことを書きました」が載せられている。

分かりやすく説得力のある本だと思います。評価は、5/5です。

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