⑯8年ぶりに動きだした時計の針（ストライクウィッチーズRtB 1～2話感想）

とうとう始まりましたね
ストライクウィッチーズROAD to BERLIN

少しでも早く感想を書きたかったのですが期待以上の濃密さで感動とワクワクが抑えきれず、この記事を書き始めた現在(11/6)まで以前のアニメシリーズを見返したりノベライズなどを読み漁ってしまいました。
やっぱりリアルタイムで楽しむのは良いですね。

この記事のタイトルを「8年ぶり」と書いたのは、時系列的に最新だったのが2012年の劇場版だったためです。
(本編シリーズ的には2017年のブレイブウィッチーズ特別編から3年ぶりになります。)

ようやく1945年から時計の針が進み出しました。

これから数回にかけて今作品の感想記事を書いていこうと思います。
ネタバレや専門用語が多く出てくる記事になると思いますので、その辺りはご了承下さい。

⑬今だからこそ見てほしい「ストライクウィッチーズ」
ウィッチーズ初心者の方はこちらの記事もご覧になっていただければ理解が進みやすいかと思います。

それでは参りましょう

第1話
「アルプスの魔法少女」

物語は劇場版後の1945年秋、ヘルウェティアの医学学校で学ぶ宮藤の下に坂本が訪れるところから始まります。

2期最終回で坂本は魔法力を失いウィッチを引退したものの、劇場版では海軍兵学校の教官として服部を育て、魔法力が復活した宮藤にストライカーを届けるといったサポート面での活躍がありました

カールスラント奪還作戦がメインとなる今作では501部隊を正式に脱退、どのようなところで出番があるでしょうか

ポニーテールも良かったですが、ロングや短くまとめて帽子を被るのも似合いますね。
眼帯ないのと白ズボンはまだ慣れませんが

それはそれとして、宮藤は思ったらすぐに体が動くのは3期でも相変わらずです

暴れる白熊から友人のアルテアを守り、白熊の虫歯を魔法で治して手懐けるし

戦艦の艦長をしているアルテアの父の安否を確かめるために整備不良なストライカーユニットで出撃するし

「守りたいから私は飛ぶ」というのがストライクウィッチーズの代名詞ですが、まさにその言葉を体現するのが宮藤ですね

安否確認に向かった先に現れた氷山型のネウロイ

「ネウロイは水が苦手」というのがこれまでの定説でしたが、まさか氷山と一体化した個体が出てくるとは
ネウロイも進化し、より戦いが激しく厳しいものになりそうな予感がします。

そして今期のエンディングテーマ
「君の翼に憧れて」
ウィッチーズシリーズのEDは明るく元気な曲調が多いですが、今回は少し落ち着いた感じ

1話のED担当は坂本
どうしようも出来ない、吹っ切れないことに悩んでもがいている
曲名も相まってか、もう空を飛ぶことが出来ないから皆に希望を託した坂本の思いが伝わるような歌い方をしていたのかなと思います。
聞いてて切なくなり泣いてしまいました。

坂本美緒役の世戸さおりさん、ブラボーです。

第2話
「結成ストライクウィッチーズ」

氷山型ネウロイに襲われるアルテアの父が乗る戦艦
宮藤はそれを守ろうと決死でシールドを張りますが、ストライカーの整備不良のせいか落ちてしまいます。

ストライカーの修理を整備兵に頼むも、ネウロイは待ってくれません。
戦艦への攻撃を止め、連合軍の補給の要であるアントウェルペン港に侵攻を始めます。

宮藤が飛べない今何をすべきか
艦長は決断します。

『破壊は不可能でも…敵の狙いを変えることはできるはずだ！』

『撃てぇー！！』

滅茶苦茶カッコいい！！！！
顔の線がめっちゃ濃い！！！！
イケおじ！！！！！！

作品の特性上男性キャラは少ないのですが、3期は魅力的な男性キャラが多いかなと思います。

1話に登場、何気に皆勤賞(？)な坂本の従兵、土方さん

同じく1話、整備をサボってたのに陽気なマイヤー整備兵

無理矢理にでも飛ぼうとする宮藤を止め、出来る限りの修理をして送り出した戦艦の整備兵たち

ネウロイに対抗できるのはウィッチだけではありますが、ウィッチの戦いを支える男性キャラも良い味を出すのがウィッチーズシリーズの魅力ですね。

そんなこんなでストライカーの修理が終わり、再び出撃する宮藤

戦艦による砲撃支援と共にどうにか戦おうとしますが、巨大なネウロイに対し出力が安定しないストライカーでは太刀打ちできません。
困ったどうしようこのままじゃ...

♪〜「ストライカーの飛翔」
なんと501の仲間が助けに！！

そして服部も合流！

ピンチに駆けつけ力を合わせて敵を倒す、お約束な展開ではありますが501の実力と結束の強さを再確認できる良い場面です。

エースウィッチ勢揃いによりネウロイは撃破出来ましたが、氷山自体の進行を止めることが出来ず港に被害が出てしまいました。
ベルリンへの反攻作戦を予定していた人類側にとっては補給線への大きな痛手に

しかし戦艦は無事生還、アルテア親子が再会できたのは本当に良かった

そして夕焼け空の下、ミーナより501部隊再結成の辞令と共に坂本の正式脱退、服部の加入が発表されます。

実質坂本の代理としての入隊となるので服部の感じるプレッシャーは大きいでしょう。
それにしてもバリバリに緊張して体がギュッてなってるの可愛いですね

服部という期待の新人を加え再結成した501部隊 ストライクウィッチーズ

ここからどう進んでいくのか
ベルリン奪還は出来るのか

時計の針は動き始めたばかりです。