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ニッポンの夏、ファンタジアの夏

 電撃大賞の一次選考で落ちてから、うっすらとしたうつ病になっていたんですが、作品自体は「いやぜんぜんやれるだろ……」という気持ちがあり、お前が取らなかったことを後悔させてやるというつもりで他の賞に投稿すると決めた……はいいものの、じゃあどこに出せばいいんだ……? というところで気持ちが暗礁に乗り上げ、またしてもうつ病になり、いや、もういい、こんなことで悩んでいることそのものが無駄だと思い、困った時のフォロワー頼みという諺もあることだし、フォロワーに決めてもらおう! と思いついたわけです。それで、

このような結果になりました。フォロワーの言うことは絶対なので、二日間かけて細かいところを直したり加筆したりして、集英社ライトノベル新人賞(王道部門)に応募しました。初めて応募する賞ですが、ナメてかかったつもりは一切ありません。私がいま書ける最高のライトノベルを提出したつもりですので、同賞に応募する人はどうか対戦よろしくお願いします。

 そして、次なのですが、もともとずっとファンタジア大賞に新作を応募するつもりでいて、しかしまあ、よくよく〆切を見ると、今月末なんですよね。本文に着手していないどころか、まだキャラクターも設定もろくすっぽ決まってないんですけども。この夏は集英社ライトノベル新人賞(と、あとなんか知らないけどカクヨム短歌賞)に応募できており、それでちょっと気が緩んでいるところがある。危機感が薄れている。しっかりしろ。お前はまだ何者でもないんだ。
 とはいえ現実の問題として、〆切は今日からちょうど四週間後。もう一度、気持ちを切り替える必要がある。いま手元にあるのは脳内でフワッと組み上げたプロットだけ(手元にないですね)。6000字/日の速度を出すつもりなら(そうしないと間に合わない)、今週末、つまり明日からの金土日が実質的な正念場だと思っています。この三日間でどれだけしっかり土台を作れるか。こんなこと書いてますけど、いまだにぜんぜん自分が信じられていない。明日とか明後日とかに雀魂の段位戦やってたら終わりだと思ってください。

 この文章を書きながら、いま、必死で殺意を練り上げている。ライトノベル執筆に最も必要なのは殺意——「ぶち焦がしてやる」という気持ちだから……。

 世界一慎重な選考に定評のある文学賞の最終結果が出ました。

 私は応募してないんですが、どんな結果であれ、私の中ではフォロワーの小説がナンバーワンです。たった4000字で"危機感"を覚える小説なんて、世界広しといえど、なかなかあるもんじゃないんです。


 私も負けてらんねえよ。
 待っててくれよな!!! 雨宮天(""さん"")!!!!!!!

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