THE LORD OF THE RING という超大作

 初めてこの映画を観たのは、幼稚園生の頃だったか。
当然、当時は映画館に見に行けるほどの年齢でも無かったので、家でDVDを観ていた。
最初の頃は、「旅の仲間」に出てくるトロルやバルログ、そしてボロミアの死が恐ろしくて、「二つの塔」ばかりを観ていた気がする。
次第にすべての作品をランダムに何度も見るようになり、気がつけばほとんどのセリフの暗唱までしていた。
 そこまで好きな作品でもあったにも関わらず、私は長年、原作「指輪物語」をしっかり読んではこなかった。
小説は好きなのだが、なんせ「指輪物語」だけで9巻。覚えきれない名称の数々に根をあげてしまったのだ。
そんなにわかでもないが、原作一式を熟読している熱狂的なファンにもなれない中途半端な位置にいた。
 
 2012年-2014年にかけて「The Hobbit」シリーズが公開され、3作品を映画館で鑑賞したときは、美しい映像に感動しつつ「THE LORD OF THE RING」(以下LOTR)を映画館で観たかった、という思いが一層強まった。
そして今年、年が明けてすぐのことだ。LOTR公開20周年、IMAX上映決定。
心が震えた。映画館で観ることなど出来ないと思っていた愛してやまない映画が戻ってきたのだ。
 そこからは早かった。まずは本屋へ行き「指輪物語」9巻を揃えた。昔はとっつきにくいと思っていた内容が、いまではあっさり受け入れられた。
読むのは遅いので、やっと「旅の仲間・下巻2」の半分まで行ったところだが・・・(汗

公開情報がなかなか更新されず、本当に上映されるのかさえ疑うようにもなったが、ついに解禁された。それぞれの公開日が明かされた。
当時は3年かけて上映されたものが、わずか1ヶ月ですべて観られるとは・・・。


  明日は、IMAXで観た映画の感想を綴る。今日はここまで。

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