【映画記録１】　花束みたいな恋をした

久しぶりに映画館で映画を観てきた。花束みたいな恋をした。

コロナが流行してからは、もっぱらNetflixで映画観てたけど、家だとどうしても他のことが気になったり、途中で電話が鳴ったりして集中しきれない。2時間、携帯とか何も気にせず映画に入り込める環境ってやっぱり素敵だ。

花束みたいな恋をした

学生から社会人へ変わる時にそばにいてくれた恋人との終わりかたってこーゆう感じだったなと懐かしくなった。2人で好きだったものや場所を大事にできなくなって、大事にしたいのに相手のことまで蔑ろになってしまっていたようなあの感じ。

社会に、仕事に、順応することに精一杯になって、好きだったことに傾けてた熱量もいつの間にか消えてしまって、恋人との関係も維持することで精一杯になって・・・

些細なことの積み重ねが大事なものにヒビを入れてしまっていて気がついたら割れていたみたいな感じがすごく蘇った。出会ってから付き合うまでの2人やすれ違っていく2人は色んなカップルが経験してきたことがリアルに描かれている。

麦と絹は、2人で作った花束をどうしていくのかな。

観終わってから、誰かと話したい気持ちと余韻に浸りたい気持ちが入り混じった。

今、隣にいてくれる人とはいろんな話をしてすれ違わないようにしたいなと思った。

恋人だけじゃなく、人との関わり方も考えさせられる作品でした。

有村架純が歌う、きのこ帝国のクロノスタシスは最高。