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メリットデメリットがわかっていればどっちでも正解

タイトルは麻雀プロの多井隆晴(日本一強いと言われている)が麻雀指導をするときによく出てくるフレーズ。

私はこのフレーズがとても好きです。
麻雀は巡目が回ってくるごとに判断を行なうゲーム。
判断基準は牌効率、点数状況、親か子か、場況、他家の手の進み具合などなど多数のパラメータで構成される。

そのような中で、多井隆晴視点では2択の中でどっちを切ってもいい状況が出てくる。その時に出るアドバイスである。
「これはAとBどっちでもいいです。
Aを切るメリットは3つで、詳細〜、逆にBを切るメリットは2つあって、詳細〜。
AとBそれぞれのメリットデメリットを理解しているならどっち切っても両方正解。
逆にメリットデメリットを全くわかっていなければどっちを切っても両方不正解です。」

このフレーズは麻雀に限らず様々なゲーム、仕事にも活かせるなと思っている。仕事では様々な判断を行なっていく必要があるが、それぞれの判断をメリットデメリットを理解せずに行うことは望ましくない。

メリットデメリットを理解せずに行なった判断の結果もフィードバックされづらい。Aに決めたけど、そのメリットはきちんと享受されたか。デメリットは受容できるものだったか。この考え方がないとそもそもフィードバックに至れない。

ネットでの色々な意見を見ていると、デメリットを絶対に受け付けない人がいるなと思う。マイナンバーカードの登録エラーとか。変化をする判断には基本デメリットを受容する必要が出てくるのにな(現状維持だって消極的なだが判断なのにな)、そんなことを思いながら日々判断をしなきゃなと肝に銘じている。

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