ウズハウス交換留学 4日目

2/19 雨
沖野社長、今日は比較的お手隙なのか、「おなかが空いたなあ〜」と台所をうろうろ、冷蔵庫をぱたぱた。
バナナケーキを勧めるもなぜか食べてくれない。もなかの皮だけを食べて小腹を満たしていました。そうこうしているうちにバナナケーキは完売御礼です。チョコチップとくるみのバナナケーキとウィークエンドシトロンはあと10切れ以上ありますが、きっと交換留学期間内で売り切れてしまう。平常営業でケーキが10切れ以上売れるなんて、ポルトでは類を見ない売れ行き。聞くとポルトで提供しているウズのチーケー(と呼べるようになったらウズの身内に認定されました。笑)とテリーヌも順調に売れている様子。あっぱれ。

○ウズハウスのスタッフさん
朝は、愛ちゃんというスタッフさんと初めましてのご挨拶を。その落ち着き払った様子は「御挨拶」という表現がふさわしい。聞くと若干19歳というので大変衝撃を受けた。確実に沖野社長よりはしっかりしている。
まほさんの粋な計らいか、私がウズハウスにお邪魔している1週間はほぼ全員のスタッフさんにお会いできるようにシフトが組まれている。多分。
ホステル業務もカフェも、沖野さんのあしらいも慣れた様子でこなしているのに、隠しきれない愛嬌があって、ついおやつをあげたくなります。
台所にあるポルトに負けないくらいの差し入れの量を見て、こんなことを思ってるのは私だけじゃないんだな、と一人頷いた。

○カルチャーショック
交換留学生の身をわきまえて、マグカップよりスリムでカウンターの場所を取らないと思い、その辺の湯呑みに白湯入れて飲んでたら、「この湯呑みwwだれw」みたいな感じで取り沙汰された。ポルトにはスタッフがよく使うカップといえば湯呑みかジョッキしかないが、ウズハウスで湯呑みを使う人は稀有らしい。

そうそう、この日の朝は念願のパン屋さんへ行けた。
ポルトでは、毎週土曜日に近所のコーヒー屋さんからあんぱんをいただく。この「あんぱんの会」は、近所のじいちゃん達が所属し時間になるとパンを食べに店に集まってくるのだが、私もなぜか勝手に加盟していた。そして、あんぱんはどうやらここのパン屋のものみたいだ。普通に美味しいけど何の変哲も無いあんぱんを、「ここのあんぱんは違う!めちゃくちゃ美味しいから!」と大量にいただいては、ポルトスタッフとよく分け合っている。ある週突然、「ジャムパンも美味しいから食べな!むしろあんぱんより美味しい」とあんぱんが全てジャムパンに変わったこともある。詩子さんとヤンさん(3年ぶり2回目)にきていただいたのでそのお店のパンをプレゼントした。縁談話でしばし盛り上がった雨の土曜日。

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