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ウズハウス交換留学 6日目

2/21 月曜日 晴れ

前日の日曜はお休みをいただいたので、今やすっかりポルトのおかみ、まほさんを冷やかしに門司港に戻ってみた。日曜のポルトはまほさんに会いに下関からたくさん集って来ていて、さらに村田さん、ヤネウラメンバー、テントのハイキングメンバーにカーリー&えとうさんコンビ...みんながまほさんを手伝ってくれていたようで安心した。特にシュウさんは腰を痛めて病み上がりなのに連日来ているみたい。まほさんの人徳と門司港民の暇さ(?)があらわになった光景をどうぞ。

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ウズハウスにいると、暇と余裕は喉から手が出るほど欲しい。村田さんは翌日の今日、サーフィンに繰り出す前にウズにも遊びに来てくれたけれど、あまりお話できなくて申し訳なかった...。斜め向かいでは、ちょうど菊池さんがオンラインで何やら込み入った話をしている。村田さんには、海が見える最高のロケーションに来てまで菊池のZOOM会議をBGMにコーヒーをすするという、貴重なマンデーモーニングを体験してもらった。

夕方にはエスタルティンの貞岡さんとモモさん、ツムさんが来てくれた。彼らは他のお客さんと同じドアから同じように入ってくるのに、オーラの隠しきれないその登場シーンには「襲来」という表現しか思いつかない。モモさんはケーキを2本丸ごと買ってくれて、昨日補充したはずのケーキはすぐに完売...。嵐のごとく帰っていった。

月曜は、ケーキやコーヒーとロケーションを求めてくる一般のカフェのお客さんは少ない分、沖野さんはじめスタッフに会いにくるお客さんがちらほら。かんもんノートの松永さん、ドインディアの土井さん、シェアオフィスの利用者さん、いろんな方とお話できた。地元の皆さんに聞くご飯のおすすめは、どこもハズレがなく美味しくてビビっている。

○ゲストさんと街に繰り出す
門司港では、初めましてのゲストさんを誘拐して地元の居酒屋に連れ込むことなんてほとんど滅多にしない。ゲストさんを置いて飲んで潰れる事なんてもってのほか。挙げ句の果てにゲストに帰りを心配される事なんておかみたるもの決してしない。だけどウズハウスでは、私もホストであり同時にゲストの気分で地元の味を開拓したくて、お客さんを連れ出している。ウズハウスはポルトと違って、カウンターでのほんの数分のチェックイン手続きなので、お客さんの全貌を把握するのが難しい。テキパキと言葉を運べない私にとってはなおさら...。それでもお財布に、帽子、アクセサリー、細部に目をこらしてみて、「この人、いける」と思って声をかけたゲストさんはとっても面白い方ばかり。Dトラベルの「わかりやすい民藝」を旅のお供に民芸のあるまちをめぐっている放射線技師、受験生の妹がいるので実家を追いやられ、全国各地の友人が作ってるシェアハウスを転々として、グリーンズのライターをやってる女子大生、盆踊りマニアで日本全国の盆踊りに参加する名古屋の女性。「この人、いける」は西方流のナンパの手口。どういう意味かというと「この人の身につけているこのアイテム、なんかめっちゃツッコミたい。旅先で身につけるアイテムでよりによってこれを選んだことを突っ込んだらきっと話せば長くなって夜を明かしてしまうんやろな。そんな夜もええな」と思える相手に声をかける事。西方さんの背中を見て学んだこんなナンパ術も、間違いじゃないな、なんてふと思うのだ。言わずもがな、ウズハウスに来てタンガテーブルでのバイト時代を思い出し始めている。バックトゥーザ初心。


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