総理たらしめる

2018年ちょうど森友事件など国会が空転しかけていたころ、

レジス・アルノー : 『フランス・ジャポン・エコー』編集長(仏フィガロ東京特派員)が東洋経済にこんな記事を書いた。

「外国人からみて日本の民主主義は絶滅寸前だ」

森友問題のような政治スキャンダルは、日本以外でも興味を持たれると思い、書いたが、ほとんど扱われなかった。理由は、外国の報道機関が日本に興味を示さなくなったこと、日本駐在の特派員もほとんど引き上げたこと。そもそも森友問題に「面白さ」を感じなくなったこと。

「日本の国会は「老人ホーム」さながら」
日本の政治家のほとんどが50歳以上の男性で、英語が話せないうえ、外国の要人ともつながりが薄いため、国際的なレーダーにひっかかることがほとんどないという。政治家たちのもめごとの多くが個人的なものであり、知的なものではない。外から見ると、日本の国会はまるで老人ホームのようだ。そこにいる老人たちが時折けんかをするところも似ている。

よく考えないで発言をする(人が考えてくれたものを読むだけ)になっているため、日本の政治家がイデオロギーを戦わせることはまずない。

20世紀の初めに民主主義の道を開いた人口1億2000万人の国、日本は、今では休止状態だ、としている。

やはりそうか、最近毎日のように国会中継を聞いている。ロートル与党議員は、出来の悪い一昔前のAIロボットがしゃべっているようだし、「意気込みを聞かせてください」「しっかりお願いします」・・・、そんなのみんなの前でやるなよ、あたりまえだろ! となる。

で、野党は芯を食っている質問が少ない。もっとロジカルに、先回りして、考えて話す、もちろん私たちならこうできるのに、どうなんですか? と対案を出し、議論する。決定的に足らないのは、エビデンスだ! ワイドショーのコメンテーターみたいに、「思うんですよねー」、「推測すると・・・」てなかんじで、まったく説得力のない発言と、それに対する、証拠のない答弁。よく雰囲気でやってきたわ。一般企業、特にコンサルタントがガチガチに入っているような会社だったら、幾晩徹夜しても足らない。

言いたくないが、あまりにもレベルが低い。金持ち坊ちゃんと地主のおじいちゃんの集まりで決められることは、自分たちに関係すること。資本主義の終焉ってこういうことかと思ってしまう。

要人はウィルスなんかが流行しても、金で助かる。自分事にならない。たたき上げは、世襲が息を吹けば簡単に飛ばされることを知っているので、従う。志高くスクスクと成長し、受験では将来役にも立たない勉強を一生懸命やる、(これは、必ずしもやりたい仕事に就くことができる人間が少ない中、いかに生きていくために、役に立たないことでも、いやなことでもできるかを試されている時間)にも耐えてやってきた官僚たちは、我慢し、そのキレる頭を口裏合わせをするという無駄な作業に費やす。

おバカで、意味の含有量が低い言葉を発した総理を総理たらしめるために、血を流す。時には死すら選択してしまう。今の状況は、到底民主主義ではない。支持する人間がいるのだから仕方ないというが、この時点で、資本主義は終わっているのではないか。大企業、資本家、利権を食ってる人間、

いやーすごい。言ってわからないんだったら・・・、

いやー、今しがた、強烈に叱ったりしない、見て覚えてくれと思い、賢く慣れてもらうもんだ。体罰などしなくとも、体育会系にいようとも、頭で考え、学びやがて、できるようになるはずだ。

何度注意しても、かっとなって煽り運転をしてしまう人は別だが、悲しいかな、そうなっている。おバカに、みんなが突き合わされ、貧しくなっていく。すごい国だ! こりゃ海外にみせられない。

ウィルス感染対策、ってお話になっていない。無理だもん。よく付き合ってるよ。よっぽどいいことあるのかしら。

大人だからデモとかしない?

いや、言ってもわからない奴は・・・だ、


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