TidalCycles 導入、写経で音が出ない→解決
TidalCyclesを導入しました。
導入の手順については概ね公式サイトにも記載があるので割愛。
環境:mac book air (m1)
いろんなデバイス(オーディオインターフェースとかビデオキャプチャとか)が刺さっている
ghcとかいろいろインストール
*2024/1/21時点での最新版をインストールしていきました。
問題1:tidalcyclesとsupercolliderの接続がうまくいかない。
1−1. input sample rateが一致しない的なエラー
→SuperCollider側のスタートアップ設定を編集することで対応できるということで、そちらを編集しました。
個人的には現在基本的にサンプルレート48khzで大体の処理をしているので、そちらを尊重させていただきました。
これはSuper Collider側だけのエラーだったかもしれない。
1−2. "can't hand shake with super collider"と文句が出る。
サンプリングレートを合わせた後、tidal cycles側からエラー。
ポート番号が一致しないと文句をいわれました。
調べていくと一応supercollider側・tidalcycles側双方ともポート番号を変更する方法はあるようでしたが、いまだにmacに慣れていない自分はtidal側の.hsなる設定ファイルを見つけられず。
ここからごそごそ作業をしているうち、改めて全てを最新にしてみようと思い、Pulsar(コードエディター)側のtidalcyclesパッケージを確認すると「4.0にアップデート」出来たので、それを行うと無事接続できました。
修正しようとしていた.hsデータってこのpackage側だったのかな。
無事音が出るようになり、bd・cpの音が出て喜んでいたのも束の間。
問題2:定義されているはずのsynthの音が出ない。
通常インストールと異なることをしたのはサンプルレートのみ。
念の為super dirt - synthdefのファイルを確認したがサンプルレートが関係するところはなさそう。
日本語でtidalcyclesの記事を確認してみると、最新バージョンの人は全然違う記法をしている・・・?
書籍内だとd1 $ sound "superpwm" だけで音が出る風になっているところ,新しいバージョンを扱っているこちらの記述だとhttps://barbegenerativediary.com/tutorials/tidal-cycles-tutorials/series-beginner-07-synthesizers/
--記載を元に音が出るだけに調整
d1 $ n "<c4>"
# sound "superpwm"
# voice 0.7
# lfo 0
# rate 0
今開いているのは2018年の書籍なので、当時は音が出ていたのかもしれません。
もしくは何かの設定がおかしくて音が出ていない・・・?
詳細な原因は謎のままです。
問題3:lpfに対してのrandomが効かなかった
書籍:#lpf (scale 100 8000 $rand) となっていますが、
#lpf (range 100 8000 rand) で動きました。
scaleがないのか? こちら参考
→書籍内p121から追記されていました。
4:変数が格納できずエラーがでる
moistpeace様の上記と別の記事で"let以下の格納後に1行開ける"というところで、別途実行して格納させ→パターンを再生始めれば動くことがわかりました。
5:bpmの設定がまた変わっている?
"cps"ではなく"setcps"になっているらしい?
書籍内の記載だとそれぞれのパターン(d1,d2〜など)にcpsが紐づいている的な内容なのですが、グローバルに別途secpsもあるっぽい
とりあえずsetcpsをファイル先頭におくことで動作しました。
ここまでやってtidalcycles基本編おわったっぽいです。
続きはまた後日。
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