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【心の詩歌】廃刊のお知らせと感謝

定期購読マガジン「心の詩歌」は8月をもって廃刊とします。
ある程度文章を書いたこの七ヶ月のあいだに、再度、実作に力を込めたい気持ちになりました。
「実作に優る批評なし」というのは、きょう突然頭に浮かんだ言葉です。すでに誰かが言っていそうな気もします。

批評は時に必要かもしれません。
本当の批評性はしかし、私の信じるところでは、詩歌そのものに宿ります。

今年の一月からテニスをやっています。
テニスのYouTubeで、おそらく松尾友貴コーチだったと思うのですが、「感じ取ることが大切です」と話していました。

中学生の頃、私はソフトテニス部でしたが、勝ちたくて勝ちたくて、負けたくなくてしょうがなかった。
そのころ、毎日練習して、よくわからないまま上達していました。
四十三歳の今の私は、その頃よりも感じ取ることを大切にしています。

週一回のレッスンで、毎週貪欲に違う動きを試みる。失敗して、失敗して、五週くらいかけてコツをひとつつかむこともあります。
そのほんのちょっとが面白い。

実践による理解には、頭でわかるのとはまた別の、理解の楽しみがあります。
しばらく実践を通じての楽しみにふけりたく、八月をもって定期購読マガジン「心の詩歌」は廃刊といたします。
noteをやめてしまうということではなく、今後も単発的に書きます。

(この下には購読者への御礼の言葉が書いてあります)

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27字
短めの読みやすい文章を、頻度多めでアップロードします。 こんな詩歌があるのか、とか、こんな考え方もあるのか、と思ってもらえればさいわいです。

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