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【心の詩歌】光は闇を「割る」

短歌の人の冗談として、「歌人、なんでも光らせすぎ」というものがあります。
「光る」という言い回し、特に平仮名で「ひかり」などと書く場合に、「あっ、またやってるな」と思う。
新しい表現を求める場合には、避けたほうがよいのも確かです。

では、珍しい語彙が必要なのか。必ずしもそうではありません。
こんな短歌があります。

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