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付加価値を考える@もっちゃん

前回はマーケティングの本質について考えてみましたがマーケティングとは

「商品やサービス」の「情報」を「顧客」にうまくを「届ける」ための概念でした。ここで「情報」は顧客が感じる「価値」を意味しているといいました。

今回は顧客が思う「価値」と「付加価値」について掘り下げて見ましょう。

wikipediaによると付加価値(added value)とは

 生産によって新たに加えられた価値。総生産額から原材料費・燃料費・減価償却費などを差し引いた額。減価償却費を差し引かない付加価値を粗付加価値、減価償却費を差し引く付加価値を純付加価値という。通俗的には「特定の人・場所・施設や何かの商品・サービスなどに付け加えられた独自の価値」という意味で用いられることがある。

 生産活動によって新たに加えられた「価値」やストーリー性を持たすことにより付け加えられた「価値」が付加価値です。

顧客は貴社の商品やサービスに価値があると感じれば貴社の生産活動を認め対価を支払います。

注意すべきことは生産活動を評価するのは顧客であります。言い換えれば、生産活動は顧客の価値を作るためのものです。

実は顧客は商品本来の機能、性能の価値よりストーリー性に価値を感じることが多いです。

なぜなら商品が溢れている現代において消費者の選択基準は大きく変わっています。

   生産者が自分に目を向けているのか?
   生産者の活動が共感できるのか?
   ストーリに感動はあるのか?

近年企業の広告を見ても商品やサービスの機能・性能より、ストーリ性があるものがほとんどです。

貴社の商品は貴社の顧客にどんな「付加価値」与えていますか?

いくらいい商品やサービスを作っても付加価値のないものはマーケットに無視されるでしょう。

マーケットが求めるものを知らないと努力が無駄になってしまいます。


- 孫子の兵法 —

敵を知り己を知れば百戦危うからず

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