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乃木坂46の5期生11人のメッセージを取ってみたよ!な話

 2023年2月6日より「乃木坂46メッセージ」に新たに5期生11人が顔を揃えた。今回は11人のメッセージを購読してみての所感や、ちょっとしたデータ的なもの(集計ミスがあったらごめんなさいなので参考程度に)をつらつらと。写真・動画下のメンバー名は登場回数。同率は一部省略。ソロは主に自撮り。内容には深く触れないつもりですが「それはアウトやで」というものがあれば、ツイッター(@EmeryApple)まで。

 ちなみに乃木メのリリース当初に書いた記事は、当時の1期生から4期生まで全メンバーのメッセージを購読、9日経過時点で雑感を書き、1ヶ月後に更新するといいながらそれを反故にしてしまったので、今回は最初から約1ヶ月分の雑感となります。


五百城茉央

 もしもこの世にハの字グランプリがあったら、スキー部門と眉毛部門で優勝しているであろう五百城の茉央さん、全体的に満足度の高いコンテンツを提供してくれます。なかでも、たまにくるおちゃらけ動画の破壊力がすごいおき!です。釣り台詞や仕草を全面的に押し出すわけではないのですが、彼女のナチュラルボーンな癒やしの純度が高く、添加物不使用の自然な甘みで笑顔を引き出してくれます。自撮り写真の他にも、メンバーたちとのロケなどのオフショットを送ってくれるのも嬉しいですね。

 また、文面やボイスで関西弁を見聞きすることも多いです。グループ加入1周年を迎えた日や選抜発表の翌日には、ファンへの感謝を含んだ思いの丈がボイスメッセージで届いたりと、多方面から彼女の純真さを噛みしめることができました。アイドルとファンという関係性に加え、友だちのような、親戚のような、そういった近い距離感を感じさせてくれるのもひとつの魅力だと思います。


池田瑛紗

 期間中、ほぼほぼ「ラヴィット!」のインフォマーシャルくらいの時間(たまにシマエナガダンスの時間)にメッセージが送られてきた早起き仕様の池田瑛紗さん。そこから1日を通して、写真・ボイス・動画が満遍なく届き、メッセージの送信数は5期生、グループ全体で見てもトップクラスです。ブログの更新頻度も合わせて考えると恐ろしい。写真には同期・先輩問わず、他メンバーの登場率も比較的高く、彼女のことが気になっている人以外にも、箱推しや5期生推しの人も余裕でペイできるのではないでしょうか。

 また、ベースの内容は甘々の甘。軽率に名前を呼んで好きを連呼したり、起き抜けの自撮りを送ってきたり、漫画のヒロイン的、あるいは池田瑛紗節とでも呼ぶべき言い回しを巧みに使い、所謂てれる病でパンデミックを起こそうとしているとしか思えません。ほんの数秒の動画でも音声付きが多いのも特徴の一つ。5期生内でも購読率が高いようで、奥田いろはさんや岡本姫奈さんは本人を目の前に、トークを読み上げるというプチ拷問をしているらしい。


一ノ瀬美空

 送ってくるメッセージの9割以上が写真or動画orボイスというメディア活用っ子で、写真のほとんどが自撮りなので、癒やしに即効性を求める人は取って後悔しないでしょう。5期生から、いや地球規模で可愛がられている小川彩ちゃんの話題や写真もちょこちょこ送られてきます。彼女が推しメンの魅力を拡散してくれるタイプのオタクで良かった……。また、文面でもボイスでも博多弁を織り交ぜてくるのもズルい。鬼に金棒。虎に翼。一ノ瀬美空に博多弁です。

 初日にソースを口元に着けた自撮りを送ってきた時点で「何が始まるんです?」と身構えてしまいましたが、やってきたのは自撮りモリモリ可愛いガールの天才でした。ただ、普段メディアで見せる大技の可愛いだけでなく、適度なチルさをもったボディブローのように効いてくる可愛い写真等も送ってくるのがプロい。それが計算であれ、自然体であれ、我々は沼に沈むほか選択肢はないのです。


井上和

 井上和様のお腹「ぐ~」を聞けるのはここだけ!照れと戸惑い混じりのボイスメッセージは頻度こそ多くはないものの、1本あたりの時間が長いため、1週間くらい満足感が耳に残り続けてくれます。ありがとう、いい薬です。無音でただただその美貌を見せつけてくる動画などもあり、全体的にゆる~い空気が漂っています。彼女の推しである遠藤さくらさんと同じ系譜という声があがるのも頷けるような。

 普段はなんてことない(だがそれがいい)日常を送ってくれるのですが、選抜発表後には自分の不器用でめんどくさい一面を口にするなど、あまり表には見せないような心の内も明かしてくれました。また、アホ毛の報告も定期的に届くので、昨年末まで「あたま」写真を摂取していた人は懐かしさを覚えることでしょう。乃木坂46衣装の袖のディティールが気になるオタクにもおすすめです。


岡本姫奈

 一方的にクイズを出題して答えを教えなかったり、バレンタインで思わせぶりな言葉を投げておきながら放置したりと、オタクを振り回す1軍ムーブが上手な岡本姫奈さん。文面も「!!!」で溢れていてよいですし、5期生きっての絵文字マスターでもあります。1ヶ月の間に2回、靴下の左右を間違えてしまった報告をしてきているので、このペースでいくと今年はあと20種類のあべこべ靴下を見れるかもしれません。

 送信数も5期生の中ではトップ3に入りますし、朝の「一緒にがんばろう!」は“陽”のエネルギーを注入してくれます。先輩から受け取った優しさに全力で喜んだり、しみじみと噛み締めたり、そういったことを教えてくれるのもいいですね。先輩にもグイグイいけそうガールなので、グループ内の交流の様子は今後さらに見えてくるんじゃないかと期待してしまいます。


小川彩

 成長記録としてスクラップブックを作りたいくらい微笑ましいトークが届きます。選抜発表後の熱のこもった長文メッセージもグッときました。動画で早口言葉、逆立ち、しゃっくりを絶対止める方法など、トリッキーなものも送ってくるのがジワります。「今日のトマト」のコーナーが常設されているので、身の回りにいるトマト農家の方にも布教しておいてください。

 おでこにできたニキビの写真とともに行く末を見守ってほしいとお願いされた時はさすがに葛藤しましたが、口角が上がってしまっていたことは否定できません。この場面を見られたら社会的に死んでしまう気がするので購読場所には気をつけた方がいいと思います。また、ボイスの頻度も高く、日々送られてくる「お疲れ様」や「お(あ)やすみなさい」の定期便には「かわいい~」や「ありがとう~」だけでなく、「わァ…ボイス送れてえらいねッ」というお前誰だよの感情が湧いてきます。仮に小川彩ちゃんのメッセージが課税対象になっても私は甘んじて納税の義務を果たすことでしょう。


奥田いろは

 「いろははいい子」という言説は方々から聞こえてきますが、それがひしひしと伝わってくるのが「イロハとおはなし」です。あくまで所感ですが、アイドル感や彼女感とも微妙に異なる、仲の良い後輩感を味わうことができます(主観モリモリ願望マシマシ)。メンバーの中でも珍しく、たまに登録名+さん呼びを混ぜこんでくるのがまたツボを刺激してくるんですよね。

 過去にブログで弾き語りをトークに送ろうかな、との発言があったので、そのあたりも心待ちにしています。既存曲は権利関係の障害がありますが、なにせ彼女は作詞作曲ができますから。

 サンタの入浴剤を湯船に沈めたり、犬のマシュマロをコーヒーに沈めたり、オタクを沼に沈めたり、いろはちゃんは沈めることが好きみたい。ハンバーガーやサンドイッチを笑顔で頬張る動画は笑顔が伝染すること請け合いかつ需要ありまくりなので、今後も続けていただきたいですし、SHOWROOMは今すぐ『奥田いろはのモグモグ配信』をスタートさせるべきです。大食いと噂の池田瑛紗も同伴可。


川﨑桜

 世界フィギュアスケート選手権のスペシャルサポーターでありながら、リレーブログ時代から「みなさんえらいですよ~」という全肯定スタイルで世界中のオタクのスペシャルサポーターも務めてくれていた川﨑桜さん。乃木メに移行してボイスや動画を活用して放たれる「えらいですよ~」によって、この世からネガティブという概念が消える日も近いかもしれません。

 ぬいぐるみを抱きかかえながらの1分前後のおはよう(おやすみ)動画も多いため、視聴を終えるのが先か、命が尽きるのが先か、毎回ヒヤヒヤさせられます。はじめの数日はキラキラインスタグラマーのような動画もあったのですが、数日後にはオタクの生態に寄り添った部屋着のチル動画にシフトチェンジしていったのは策士です。その他にも「さくぱわー!」「さくでびる」など、川﨑桜選手は多くのスペクタクルなコンテンツを提供してくれますし、それら全ての可愛さがExceed_しています。


菅原咲月

 田村真佑フォロワーとして、ミーグリの日には毎部の髪形や服装などを写真付きで送ってくれるのが嬉しいです(無許可らしい)(許可いるの?)(ありがとう)。モバメの枠が空いている人はこの日だけお試しで変えてみるのもいいかもしれませんね。全体的にいい意味で癖がないので、誰を取るか迷っている人をはじめ、万人におすすめできます。

 そして選抜発表後のメッセージで1番「おぉっ」となったのは菅原の咲月さんかもしれません。期別ライブ後にも向上心が垣間見える言葉も送ってくれましたし、そういった面でも注目していきたいところです。しかし一転、バレンタイン当日には誰に教わったのか鼻にクリームを付けた様子を送ってくるというアイドルアイドルしたメッセージも届いたので、既にハロウィンやクリスマスが待ち遠しいです。今の段階ではご自慢の高速ラップのボイスメッセージは届いていないので、そちらも期待しております。


冨里奈央

 『ただのオタクだった俺が、乃木坂46のメンバーとイチャ電する仲になっていたのだが!?』というラノベ脳にさせてくる冨里奈央さん、罪深い。というわけで、なんといっても特筆すべきはボイスでしょう。まず、「電話していい?」という回避不可能なキュン殺予告が送られてきます。そして数時間後には、黒見明香さんスタイルの返事を想定した会話調の長尺ボイスメッセージで刺されます。簡単ツーステップで人はいとも容易く黄泉の客になることを学びました。

 その他にも、ボイスメッセージでモノマネを披露された日には自宅でキサラ気分を味わえました。基本的に糖分ドバドバ系女子なので周りの目も若干気になるところではありますが、ハムスターのぽぽちゃん(≠筒井あやめの二の腕)を見たいだけだから、というエクスキューズを使えるのもありがたいですね。

「Platinam FLASH vol.21」で中西先生とのペアグラビアが掲載されていたため、そのオフショットもたくさん届けてくれました。


中西アルノ

 あなたの知り合いに「おは幼女!」と元気よく挨拶してくる人がいたら、それは変質者ではありますが中西アルノ先生の言葉をオウム返ししただけのオタクの可能性があるので、どうか通報の手を一旦止めてあげてください。

 五期生の中で最もトーク(文章)利用率高いメンバー。ツイッターの呟きのような日常風景から、「あるを」先生のありがたいお言葉、ハマっている音楽や気になる映画などのエンタメ情報まで、中西先生のメッセージは文面でも楽しませてくれます。一ノ瀬み~きゅんきゅんが「アルノはかっこつけすぎ」という金言を残していますが、そこはかとなくその言葉を思い出してしまう雰囲気が滲み出ているのもいいです。

 そんな中西先生ですが、甘いコンテンツもしっかり投下してくるのでズルい。そして甘いといえばお菓子作りが得意なのは噂で聞いていましたが、その腕前をメッセージで知ることができました。パティスリー・アルノの新作が気になる人にもオススメです。


あとがき

 池田瑛紗さんの「おはよう」で始まり、小川彩ちゃんの「おやすみ」で終わる生活は充実度が違います。個人的に沼落ち指数が高いと感じたのは、池田瑛紗・冨里奈央・川﨑桜の3人。かわいいに彼女感をプラスして摂取したい方はこの3人がおすすめ。個人的には数と世界観でぶん殴ってくる池田瑛紗さんと、歩くマイナスイオンこと五百城の茉央さんのメッセージが好きです。その他、ちょっとしたまとめ的なものはこちら(※再 参考程度に)。

 とはいえ好みは人それぞれなので、飲み会のビールを1杯我慢したり、ラーメン屋のネギチャーシュー丼を控えるなどして、浮いた350円で健康と幸せのお試し月間をはじめてみるのが一番だと思います。

 月曜の深夜に開かれる5期生のパーティーに参列するのもいいですが、乃木メを取って5期生の日常も覗いてみてはいかがでしょうか。よろしく!

2023年3月6日
エメリンゴ

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